むしむしブログ

こんにちは!「ならまち糞虫館」の中村です。
むしむしブログは、極めてフツーの糞虫愛好家である私が体験する糞虫に関わる様々な出来事を適当につづっているブログです。ウソ・偽りはありませんが、間違いがあるのでご注意くださいね。
それでは、よろしくお願いいたします。

 昨日掘り出した6個の糞球は、大きさはさまざまでしたが、いづれも表面が綺麗にならされており、とても丁寧に作られていました。そのうち5日間ほど親のスカラベが張り付いているのがガラス越しに観察できていた糞玉が、半分ほど表面が剥がされたようになっていました(写真1枚目)。
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 育児球ではなかったので、特に気に留めずゴミ糞を払いのけて、中に幼虫がいるかもしれないという1%の可能性に賭けて糞玉を地中に戻したのですが、どうやらこの糞玉ではなくて払いのけたゴミ糞に幼虫が混っていたようです。白いイモ虫に気が付いて拾い上げると、ややずんぐりとしていますが、コガネムシの仲間の幼虫であることは一目でわかりました(写真2枚目)。
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 飼育ケースには奈良公園のシカ糞の塊を2度投入しており、その時にエンマコガネやマグソコガネが数匹混入しているのですが、そのどちらの幼虫とも違うような気がします。消去法で、スカラベの幼虫!???

 取り敢えず、糞球を二つに割って、その中央を少しくりぬいて幼虫を寝かせ、糞球を貼り合わせて球状に戻し、地中に埋めました(写真3枚目)。
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 まさか幼虫が混入しているとは知らず、ゴミ糞を手荒に扱ったのでちょっと心配です。1週間ほどしたら、一度貼り合わせたところを開けてみようと思います。うまく育ってたらいいですねー、楽しみですねー。

今日はここまで。
また明日! 
 

 大阪ECO動物海洋専門学校から譲り受けたタマオシコガネを飼育してちょうど一ヶ月。徐々に動きが鈍くなっており、先々週投入したシカ糞の塊では1つも糞球を作らず、食べるだけでした。8/26に作った糞球は世話もされず、食べられもせず、糸状のカビ?が生えてきているのがガラス越しに見えます。地下室の壁も崩れ落ちてきて、糞球も埋まりかけています。糞球を救済するため、掘り出すことにしました。
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 地中から出て来た糞球は全部で6個。そのうち一つだけ、育児球がありました(写真1枚目)。大きさは長径39mm(写真2枚目)×短径34mm、てっぺんから少し外れたところに空気穴(?)も開いていました。真ん丸の糞球に卵を産み、それを覆い隠すように糞球を加工して西洋梨の形に作り替えると言われているので、この西洋梨型の糞球の先端を捲れば卵がある可能性が大です。IMG_20180924_200134

 今すぐ、この場で見たいという欲求をなんとか抑え、一定の温度・湿度の保てるよう元のように地下室に戻すことにしました(写真3枚目)。成虫になるまで少なくとも70日以上かかるようなので、気長に待つしかありません。このスカラベの飼育には多くの方々の思いが込められているので、なんとかうまく育ってほしいものです。

今日はここまで。
また明日!

 もうそろそろ聞き飽きた方もいらっしゃるかもしれません(ネタが同じなので・・・)が、今度はラジオ大阪の「青木和雄の昼までえぇやん」にまたまた糞虫ネタで出演することになりました。毎週火曜日は〈えぇやんピープル!〉というコーナーがあって、メインパーソナリティの青木和雄さんが、ひとつのことに熱心に取り組んでいる人や夢を追いかけている人に電話で話を聞くという内容のようです。正味話をしている時間は10時40分頃から20分間程度かと思いますが、よろしければお付き合いくださいませ。今までなんとか無難に乗り越えてきましたが、そろそろ大ポカをやらかしてもおかしくない頃です。特に今回は生放送なので、気を引き締めて慎重にお話ししようと思います。
 ラジオって意外な人が意外な番組を聞いているようです。60歳をとっくに超えているシニアの友人がMBSの深夜放送で私が糞虫の話をしたのを聞いていたり、平日の勤務時間帯に流れたNHKラジオでの糞虫の話を「聴いたよっ!」とおっしゃるOLとか。まだまだラジオも現役で頑張ってるんだなーと認識させられました。私もまだまだ頑張らねば。

 では、また今日の10時40分に、お会いしましょう!


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