むしむしブログ

こんにちは!「ならまち糞虫館」の中村です。
むしむしブログは、極めてフツーの糞虫愛好家である私が体験する糞虫に関わる様々な出来事を適当につづっているブログです。ウソ・偽りはありませんが、間違いがあるのでご注意くださいね。
それでは、よろしくお願いいたします。

 都内の昆虫館といえば、真っ先に挙げられるのがここ多摩動物公園内にある昆虫館。見学者が中に入れる大温室では美しい花が咲き乱れ、生きた蝶が乱舞し、デートスポットにもなっています。
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 資金さえあれば、私も生きたカブトムシやクワガタ、そしてメインとなる糞虫が闊歩する大温室を建設したいものです。ただ、彼らの食べ物は花の蜜ではないので、デートスポットにはならないかもしれません。
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 今回は昆虫館がお目当てだったのですが、ちょうど初来日したばかりのタスマニア・デビル(豪州の小型肉食有袋類)を見て、迫力満点の小競り合いをしていたインドサイを見て、人気者のコアラを当然ながら見て、それから昆虫館へ。
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 入り口で早くも糞虫(タマオシコガネ)がお出迎え。期待が高まります。下の写真はオオゴマダラ(蝶)の蛹。金メッキをしたようにピカピカです。蝶は白黒ですし、抜け殻は薄茶色。この金色はモルフォ蝶と同様、光の屈折によるものだそうです。
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 いよいよ本日の目的地、昆虫館本館に入場しようとしたのですが、看板が・・・
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 えーっ、本日は終了!?
入場は16:30までです。そういえば、何か放送していたような気がします。
 日の長い今日この頃、皆様もお気を付け下さい。

 奈良市昆虫糞虫館の設立を念頭に、昨日、文京区千駄木にある「ファーブル昆虫館」を見学してきました。ここは虫好き、ファーブル好きが高じてフランス文学者にまでなった奥本大三郎氏が理事長を勤めるNPO法人日本アンリ・ファーブル会が、三井物産環境基金の助成を受けて運営している昆虫館です。
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 ファーブル会の理事には虫好きで知られる解剖学者の養老孟司氏や昆虫写真家の海野和男氏のほか、㈱小学館社長、㈱資生堂名誉会長、㈱村田製作所会長、和歌山県知事、さらには衆議院議員鳩山邦夫先生のお名前が・・・。こういった各界のそうそうたる面々が支援している昆虫館ではありますが、奥本さんのブログを見ると運営はなかなか大変そうで、一般の方からの寄付やファーブル会の会費(これもほとんど寄付のようなものですが)でなんとか運営費や固定資産税などの税金を賄っているようです。スタッフの方も虫好きのご年配の方がボランティアでやっているような雰囲気でした。
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 ここには数万点の標本が保管されており、4階建ての”ファーブル”昆虫館ですから、珍しい糞虫や糞虫にまつわる面白い展示を期待しがちですが、そういう類のものはほとんどありません。入場料は無料ですが、通常展示されている標本は20~30箱程度で、昆虫館としてはがっかりするほど少ししか展示していないのです。
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 写真のとおりのフロアーですから、昆虫館というよりは生物の実験室か生物部の部室を連想させるものがあります。実際、子供向けに昆虫観察・採集会や標本制作講習会など季節に応じた活動を毎月のように実施しており、昆虫教育、自然教育(「教育」という言葉はちょっと違うかもしれません)について能動的・積極的に動いているようです。こういった活動は、奥本氏や養老氏などを慕う虫好きの方々の協力なしには実現できないものであることは言うまでもありません。奈良市昆虫糞虫館を単なる標本の展示場にしないためになすべき事(「経済基盤の確立」と「同志のネットワーク構築」)の重要性を改めて認識した一日でした。
 
 しかし、お金はないし友達も少ない私はどうしたらいいんでしょう?


【追記】
エエッ、なんとこの「むしむしブログ」が昆虫類カテゴリーで11位!? ウソやろー、信じられん。でも、ちょっと嬉しい。皆さん、ありがと。

 キノコ自慢をもうひとつ。
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 キノコ斡旋の元締めからは、キクラゲの他にナメコも育てるのが難しいと言われていました。理由は、シイタケやエノキダケに比べて低い温度が必要だから。購入したのが2月中旬でしたからギリギリいけるのでは、と楽観視してましたがシイタケやエノキダケが次々と傘(子実体)を形成する中、ナメコには全く動きなし。危機感を抱きベランダに出してようやく生えて来たのがコレ(H28.3.2)。
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 この時既にシイタケ、エノキタケ、ヒラタケなどはすごい勢いで成長していたので「やっぱ、ナメコは難しいな。」と納得して、ビニール袋で蓋をしてしばらく放置。3週間後、開けてびっくり!
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 茶色いヘドロを被ったように見えるのは、ナメコのベトベトした粘液に胞子が降り積もったためです。シイタケもエノキタケもエリンギも、大抵白っぽい胞子で積もると雪のように見えますが、ナメコは違いました。ババ茶色です。しかも、かなり巨大化します。ネバネバで包まれた丸っこくてかわいらしいのは若い時だけなんですね。
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 世の中には、知らなくていいことがたくさんあるということです。
 見かけはイマイチですが、胞子まぶれのナメコもそのまま全部いただきました。もちろんお腹は大丈夫でしたよ。
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