むしむしブログ

こんにちは!「ならまち糞虫館」の中村です。
むしむしブログは、極めてフツーの糞虫愛好家である私が体験する糞虫に関わる様々な出来事を適当につづっているブログです。ウソ・偽りはありませんが、間違いがあるのでご注意くださいね。
それでは、よろしくお願いいたします。

 最近、奈良公園のいたるところがイノシシに掘り返されているので、いつかこの日が来るとは思っていました。1/7の午後、いつものコースで地面に這いつくばって糞虫採集していると10mほど先にシバ犬くらいの動物がゴソゴソ何かを探しているような・・・。すぐにイノシシとわかったので暫く動かずに見ていましたが、初めてだったので写真に収めようとカメラを構えると、猛然とダッシュして視界から消え去りました。大きくはなかったですが、肉の塊感がハンパではなく、ぶつかってこられたら痛いやろなー。コンクリートの壁の左端にお尻が写っているんですが、ほとんどわかりませんね。
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 このあとも、奥に進んだアセビの林の藪の中から中型犬ぐらいのイノシシが飛び出してきて、小川を飛び越え向こう岸の崖を一気に駆け上がって行きました。
 鹿のほうがはるかに大きいのですが、イノシシは弾丸のような走りをするので、たぶん危険です。それに、猪糞のなかには相当大きなものもあるので、それなりに大きな猪もいるはずです。みなさんも奈良公園に来たときは、イノシシに気を付けてくださいね。

 こんな寒い時期でも、奈良公園では数種類の糞虫が活動しています。木が疎らな明るい場所ではネグロマグソコガネ(Aphodius pallidiligonis)が優勢ですが、薄暗いアセビの林に入るとチャグロマグソコガネ(Aphodius isaburoi)の勢力が強いようです。状態の良いやや団塊状の鹿糞でも猪糞でも、選り好みせずに集まっています。このチャグロマグソ、小さくて黒いだけの平凡な糞虫に見えますが、拡大すると上翅に赤褐色の文様が入っていたりして結構変化に富んでいるのです。ただ、肉眼ではほとんどわかりません。
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 フィールドで黒い糞虫の種類を見分ける最初のポイントは大きさと体型です。愛用している図鑑「日本産コガネムシ上科図説」によると、ネグロマグソ3.1~4.5mm、チャグロマグソ3.5~4.5mm、マグソコガネ4.9~7.2mmとなっています。上の写真のマグソコガネ(一番左の大きい1匹)は6mm弱ですが、この時期にフィールドで出会うとマグソコガネがめっちゃ大きく感じられるというのがご理解いただけるのではないでしょうか。 中央の黒い2匹がチャグロマグソ、右の小さな2匹がネグロマグソです(ナナホシテントウを参考のため並べました)。大きさのほかに、ネグロマグソがスリムな体型であるのに対し、チャグロマグソはずんぐりむっくりしてますので、見分けることができます。まあ、ネグロマグソは上翅が黄色いので一目でわかっちゃいますけど・・・

 お正月休みを利用して高校時代の友達10人程が集まりました。それぞれがそれぞれの道で活躍していることから、せっかくの機会だったので私の「生物観察ツアー拠点となる奈良町糞虫館」の売上拡大について、以下のようなアドバイスらしきものをいただきました。

・奈良で活動している野鳥の会や森林インストラクくター、ボランティア観光案内、鹿愛護協会等との連携と協働
・自治体等が主催する自然観察会や昆虫教室のお手伝い
・学校の授業や課外活動等のお手伝いや共同研究(ex.母校の生物部)
・無添加ヘルシーな鹿せんべいクリームサンドの開発(般若寺付近に鹿せんべい工場があるらしい)
・ルリセンチコガネ等糞虫の七宝焼きブローチの企画・製造・販売
・テレビ、ラジオに出演し、松尾デラックスやさかなくんと対談する。雑誌取材への積極的対応
・テーマソングと振り付けを考案し、着ぐるみを着て踊りをYouTubeにアッブする。
・会話で相槌を打つ時は「ふんふん(糞糞)」、語尾には「・・・だルリ!」と可能な限りルリをつける(さかなくんの「ギョギョ(魚魚)!」を見習う)
・ルリ姫とセンチ皇子のヒストリカル・ラブストーリー劇の上演(参考 http://nalive.jp)。映画化して奈良映画祭にエントリー

 集まった面々と話をしていると、1、2年で全部できてしまいそうな気がしました。友達とお酒の力はすごいですね。 

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