むしむしブログ

こんにちは!「ならまち糞虫館」の中村です。
むしむしブログは、極めてフツーの糞虫愛好家である私が体験する糞虫に関わる様々な出来事を適当につづっているブログです。ウソ・偽りはありませんが、間違いがあるのでご注意くださいね。
それでは、よろしくお願いいたします。

 人糞は、動物の糞としては小さくはありませんが、ルリセンチコガネとセンチコガネが合わせて34匹が一カ所に集まると混み合って、種属間や個体間で争いが起こりそうなものですが、お互い鉢合わせしても何事もなかったかのようにやり過ごしていました。喧嘩するどころか、ルリセンチコガネは4組のカップルが誕生し、オスがメスの後ろに回ったかと思うとそのままメスの上に乗っかってました。
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 秋の個体に比べ春の個体は擦れてツヤが無く、フセツもかけていることが多いので、ルリセンチコガネは成虫で越冬し、春に卵を産んで夏を幼虫で過ごし、秋に成虫になると考えていましたが、目の前で次々にカップルが誕生するのを目の当たりにして、自説の自信を深めましたよ。でも、実際のところはどうなんでしょうね。既にどなたかがルリセンチコガネを飼育して成育サイクルが明らかになっているのであれば、ぜひ教えてくださいね。私は観察結果から、いろいろ想像して遊んでいるだけの空想家なので。


今日はここまで。
再見!

 タイトルがちょっと変ですね。人糞を5時間観察したのではなく、人糞に飛来する糞虫の様子を5時間にわたって観察したということですから。念のため。
 4/19、奈良公園のすぐ南の旧街道沿いで、状況から判断して新鮮この上ない人糞とめぐり合いました。日中の気温は20℃、一日中晴れとの天気予報だったので、急遽その場に座り込み11時10分に観察を開始。結局、16時10分に飢えと寒さのため(上着とか飲食物を何も準備してなかったので)、観察継続を断念しました。

 集まった糞虫の中で一番多かったのは、ルリセンチコガネの24匹。その他、センチコガネが10匹、ニッコウコエンマコガネが10匹、クロマルエンマコガネが9匹でした。やや明るめの林の中でしたが、マグソコガネの仲間は1匹も来ませんでした。50cmほどの距離でずっと見ていたのですが、小さな虫が飛来するたびに「ん、マグソコガネか?!」と20cmの距離まで身を乗り出すのですが、すべてハネカクシでしたねー。奈良公園は今ヌバタママグソコガネが全盛で、ネグロマグソコガネやクロツヤマグソコガネもたくさんいるのですが、こいつらは人糞に興味がないのでしょうか?マグソコガネの仲間は夜に活動するのかと考え、翌日11時頃に再度見に行ったのですが、種類に変化はなく、やはりマグソコガネの仲間は全く来ていませんでした。
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 5時間も何十匹もの糞虫を観察すればいろいろなことが発見があり、同時にいろいろな疑問がわいてくるのですが、とりあえず今日は「ルリセンチコガネの糞引き」写真でお楽しみください。糞塊から糞の一部を削り取り(1枚目)、前足で抱えて後ずさりしながら少し離れたところまで運び(写真2,3枚目)、木陰で落ち着いて食べる(写真4枚目)様子が見て取れます。


今日はここまで。
再見!

 実は3月中旬、運動中に足を怪我したためしばらく外を歩けなかったのですが、今この時期を逃してはならないと、足を引きずりながら昨日奈良公園に行ってきました。前回の観察日は3/1ですから冬の糞虫ばかりでしたが、今回は春の糞虫も出現し、日本有数の糞虫の生息地らしくわずか3時間ほどの間に9種類の糞虫と出会うことができました。
 冬の糞虫としては、すでに当ブログでもご紹介した、ネグロマグソコガネ、チャグロマグソコガネ、ミゾムネマグソコガネ、マグソコガネ。
 春の糞虫としては、ルリセンチコガネ、クロマルエンマコガネ、フトカドエンマコガネ、クロツヤマグソコガネ、ヌバタママグソコガネ、の計9種類。
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 お天気が良く、日中の気温は25℃近くまで上がったのではないでしょうか。午前中、ルリセンチコガネ(Phelotrupes auratus)(写真1枚目)がアセビの林を元気に飛んでいるのを何度も見かけましたし、糞塊を割って観察しているところに飛来したり、さらに鹿糞の切れ端を引っ張っているところも見ることができました。エンマコガネの仲間はまだ出だしらしく、3個体のみが確認できました。
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 奈良公園の林の中の鹿糞は、冬の間はチャグロマグソコガネが支配的でしたが、形勢は一変し、今回は圧倒的多数がヌバタママグソコガネ(Aphodius breviusculus)(写真2枚目)でした。ネグロマグソコガネ(Aphodius pallidiligonis)(写真2枚目)もまだまだ数多く見つかりましたが、チャグロマグソコガネやミゾムネマグソコガネは5,6頭しか確認できず、そろそろシーズン終了って感じですね。35年前は、クロツヤマグソコガネ(Aphodius atratus)(写真3・4枚目)がたくさんいたという印象がないのですが、今回4か所で7頭確認できたので、嬉しかったです。3/30のブログ「クロツブマグソコガネは絶滅したのか?」(←タイトルが過激すぎましたね)へのコメントに「クロツブマグソは普通に生息しているのでは?」との情報が寄せられていたので、何とか見つけようと糞と顔の距離を従来の半分に縮めた成果かも知れません。狙っていたクロツブマグソコガネは見つかりませんでしたが・・・。
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子供のころから日記とかドリルとか続いたためしがないのですが、むしむしブログは今回が100回目。
奈良公園の近くに糞虫昆虫館を造るまで続けるつもりです。応援よろしくお願いいたします。


今日はここまで。
再見!
 

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