糞虫以外で、最も好きな昆虫のひとつなんです、コカブトムシ。そいつが向こうの方から私の家に来てくれるとは、虫好き冥利に尽きます。
カブトムシという名前を与えられながら短い棒状のツノしかなく、カブトムシやクワガタムシのように樹液に集まる昆虫として取り上げられることもなく、何処をどう探せば姿が見れるのかわからない、でも希少種として注目されるわけでもない・・・。なぜ好きなのか?んー、言葉では説明できないですね。ひと言でいうと「めちゃ、かわいいから」とでも申しましょうか(写真1枚目)。
私の標本箱には、オス(採集者:じぃ徹氏 1977年9月)と私が1978年に奈良公園で捕えたメス、1995年に中国の北京で捕まえたオスの3頭が保管されています。中国の北京で捕まえたオスの個体は私には日本産と見分けがつかず、保育社の原色日本甲虫図鑑(Ⅱ)にもコカブトムシは、朝鮮半島・台湾・中国に分布するとあるので、おそらくコカブトムシなのでしょう(写真2枚目右側)。
最近、年のせいか殺生することにためらいを感じること多くなりました。とくに図体が大きければ大きいほど、可哀そうな気がして・・・。以前は大きなシロスジカミキリやクワガタを殺る時くらいでしたが、今ではカナブンサイズでもためらってしまいます。しかし、写真や言葉では伝えられないものが標本にはあると確信していますので、「君の死は無駄にはしないよ」と唱えて殺ってます。今回の糞虫展にも、供養代わりに糞虫以外のコガネムシの仲間の標本も展示しました。
標本はいろんな活かし方があると思いますが、私は彼らの住み家を守る活動(自然を大切にする人を育てる活動)に役立てることにしています。皆さんの手元の標本は元気に活かされていますか?少なくともムシに喰われて「無駄死に」させてしまわないよう、お手入れだけは忘れずに。
今日はここまで。
再見!
カブトムシという名前を与えられながら短い棒状のツノしかなく、カブトムシやクワガタムシのように樹液に集まる昆虫として取り上げられることもなく、何処をどう探せば姿が見れるのかわからない、でも希少種として注目されるわけでもない・・・。なぜ好きなのか?んー、言葉では説明できないですね。ひと言でいうと「めちゃ、かわいいから」とでも申しましょうか(写真1枚目)。
私の標本箱には、オス(採集者:じぃ徹氏 1977年9月)と私が1978年に奈良公園で捕えたメス、1995年に中国の北京で捕まえたオスの3頭が保管されています。中国の北京で捕まえたオスの個体は私には日本産と見分けがつかず、保育社の原色日本甲虫図鑑(Ⅱ)にもコカブトムシは、朝鮮半島・台湾・中国に分布するとあるので、おそらくコカブトムシなのでしょう(写真2枚目右側)。
最近、年のせいか殺生することにためらいを感じること多くなりました。とくに図体が大きければ大きいほど、可哀そうな気がして・・・。以前は大きなシロスジカミキリやクワガタを殺る時くらいでしたが、今ではカナブンサイズでもためらってしまいます。しかし、写真や言葉では伝えられないものが標本にはあると確信していますので、「君の死は無駄にはしないよ」と唱えて殺ってます。今回の糞虫展にも、供養代わりに糞虫以外のコガネムシの仲間の標本も展示しました。
標本はいろんな活かし方があると思いますが、私は彼らの住み家を守る活動(自然を大切にする人を育てる活動)に役立てることにしています。皆さんの手元の標本は元気に活かされていますか?少なくともムシに喰われて「無駄死に」させてしまわないよう、お手入れだけは忘れずに。
今日はここまで。
再見!