むしむしブログ

こんにちは!「ならまち糞虫館」の中村です。
むしむしブログは、極めてフツーの糞虫愛好家である私が体験する糞虫に関わる様々な出来事を適当につづっているブログです。ウソ・偽りはありませんが、間違いがあるのでご注意くださいね。
それでは、よろしくお願いいたします。

 ならまち糞虫館には糞虫に限らず虫が大好きないろんな子供たちがやってきます。観察したことをまとめてコンクールで受賞した子も少なくありません。そのうち紹介したいなぁと思っていたのですが、その中の一人、矢野翔大(かいと)君がついに第65回自然科学観察コンクールで文部科学大臣賞を受賞しました!つまり、一等賞です。翔大君は今小学5年生ですがカブトムシの観察歴は8年。さすがに2歳の頃の観察記録はお母さんが書いたそうですが、4歳からは自分で書いた記録が残っています。今回受賞した研究は、カブトムシの幼虫の糞の糖度がオスとメスでは異なるというところがミソなのですが、その着想から実験、考察に至るまで、小学生の自由研究のレベルを完全に超越してます。内容やコメントなどはシゼコンのHPで見ることができます。そしてこのレベルになるとドキュメンタリー映像としてNHK総合のテレビ番組「ニュース―ン」でも取り上げられて、8/7までNHK+(プラス)で無料でスマホで視聴することができます。(写真1枚目)
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 実はちょうど1年前の8月に翔大君一家がならまち糞虫館に遊びに来てくれて、翔大君が苦労して商品開発したカブトムシ(幼虫)の糞の入ったおかきの話で盛り上がったのでした(写真2,3枚目)。糞入りうどんの「うっそば」もあったんですね!こちらは市販されてないのかな?
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「虫の糞を食べるなんてキモチワルイ!」とか「虫の糞を食べることに何か意味あんの?」、さらに「小学生なのにすごいね」という上から目線のホメ言葉も不適切です。発想のユニークさ、課題解決に向けたアプローチ、周りの人を巻き込んで進む翔大君の受賞論文を是非一度ご覧ください。こんなスゴイ子供が育つのはご両親あってのことですが、そこらへんもNHKドキュメンタリーが余すところなく伝えています。虫好きの子供を持つご両親にはぜひ見ていただきたい番組です。

今日はここまで。
週末は糞虫館で会いましょう!
(今週8/3(日)は臨時休館です)

 ABCラジオ午前の人気番組「ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です」は3時間ぐらいの番組で、私の出番は「今日のスペッシャル」。あとで知ったのですが、先月は元阪神の川藤投手、今月は歌手の石川さゆりさんや秋川雅史さんなど超有名な方も出演するようなコーナーのようです。 
 番組の公式 X はコチラ → https://x.com/dokihaki_abc/status/1942038177147187270

 10時に建物に入り、放送作家の先生に事前にメールしていた構成メモを基に30分弱の打合わせ(半分は世間話⁉)して、でもその打合せの内容はすでにon air 中の三代澤さんや中野さんに伝わるはずもなく。10:30のCMが流れるタイミングでサッとスタジオに入り、お二人との挨拶もそこそこにスタート!ま、始まってしまうといろいろ聞かれることに普段通り答えていけばいいし、ガラスの向こう側のスタッフさんも笑ったりして盛り上げてくれていたので、すぐに緊張もほぐれいつも糞虫館で話すような感じになりました。終わってみると、あっという間の20分でしたね。
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 大阪梅田の西隣、いまや高層ビルが林立する福島駅近くにある朝日放送のビルに入るのはたぶん3回目。2019年5月後藤ひろひとさんの「秘密結社 大阪ピカピカ団」、2020年11月「全力投球!!妹尾和夫です。サンデー」で、やはり糞虫のお話をたっぷりさせていただきました。やっぱりラジオはテレビより時間に余裕があって伝えたい事をキチンとお話できるので良いですね。

 【(注)追伸】Radikoで1週間(7/14まで)無料で聴けるらしく、私も翌日何度か聴いたのですが、いま試したら620円/月の有料になってました。タダで聴けるのは回数制限があるのかな?

今日はここまで。
週末は糞虫館で会いましょう!

 楽しいことが多すぎて、募集が遅れてしまいました。今年は糞虫教室(半年コース)以外に、飽きっぽい人におススメの短期集中型のコース、7~8月の2か月間で仕上げる「夏休み!糞虫教室」を開催することにしました。(有料です)
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 夏休みの自由研究の宿題対策にもピッタリです。夏の糞虫しか捕れないので、でも目標は高く掲げて15種類! 昨年は1年間春夏秋冬12回採集して29種類だったので、かなりチャレンジングな数字ですが、皆で探せば不可能ではないと思います。
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 捕る・見るだけの自然観察教室ではなくて、採集した虫の手足や触覚を丁寧に伸ばして観察しやすい美しく整った標本をつくるところまできっちりやります。生きた虫を殺しますが、ラベルを付けた整った標本は200年以上その姿を保ち、いつでも後世の人が活用することが可能となります。数ミリの糞虫もいますので、全員に双眼ズーム型の実体顕微鏡を使ってもらう関係上、募集人数は6名様程度を考えています。

 詳細は、ならまち糞虫館のHPの「活動」タブをご覧ください。

 お申込みは、同じくHPの「お申込み・お問い合わせフォーム」からお願いいたします。


今日はここまで。
週末は糞虫館で会いましょう!

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