むしむしブログ

こんにちは!「ならまち糞虫館」の中村です。
むしむしブログは、極めてフツーの糞虫愛好家である私が体験する糞虫に関わる様々な出来事を適当につづっているブログです。ウソ・偽りはありませんが、間違いがあるのでご注意くださいね。
それでは、よろしくお願いいたします。

 奈良市観光協会が企画・募集・運営する奈良市観光体験予約サイト~NARAタイム~に、今回初めてならまち糞虫館が登場しました! ツアー名は『奈良の面白ミュージアム巡り』。世界の古瓦の収蔵で有名な帝塚山大学付属博物館と「性」をテーマに世界中の珍品奇品を展示する1928年設立の東洋民族博物館、そして我らのならまち糞虫館、の3ヵ所をバスで巡るツアーです。この何の関連性もない、ただ単にディープな世界にいっちゃってるだけ(失礼!)の3つの博物館を一気に回るツアー企画は、少し行きにくいけどお値打ちの観光スポットに光を当てよう、さらには観光客の少ない冬場の奈良市の起爆剤にしよう、そういう意図で観光協会の若手たちが頭をひねって絞り出したもののひとつです。季節を問わず閑古鳥の鳴くならまち糞虫館にとっては、本当にありがたいことです。
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 3つの博物館の説明ですが・・・(WEBサイトから抜粋)
 「中国・朝鮮半島、日本をはじめとした古代から現代までの古瓦を収蔵する帝塚山大学付属博物館。質、量ともに、東アジア有数。さらに約1300年前の本物の瓦を使い、拓本体験も行います!」
 「東洋民俗博物館は「性」をテーマに世界中から集められた珍品奇品たちを展示する個人博物館。設立はなんと1928年と創立90年をこえます。ユーモアと学問が交差する空間をお楽しみください!」
 「奈良公園の鹿の糞を掃除するのは誰? それは糞 虫と呼ばれるコガネムシの仲間たち。そんな奈良 とは切っても切れない糞虫に出会えるのが「なら まち糞虫館」。世界中から選び抜かれた美しい糞 虫たちも皆様をお待ちしています!」
 奈良市内に住んでいる私も知らなかったのですが、個人的には東洋民族博物館に惹かれますね。個人の博物館で創立90年の老舗というのもスゴイと思います。3か所ともクセのある館長の解説付きですから、相当期待してもいいんじゃないでしょうか。1月25日(土)だけなのですが、よろしければぜひご参加ください(有料・要予約)。
 なお、予約時に「むしむしブログを見て予約」と伝えていただけると、ツアー当日私からフンコロ菓子「糞虫せんべい」をプレゼントさせていただきます!

奈良市観光体験予約サイト ~NARAタイム~
『奈良の面白ミュージアム巡り』
URL:https://narashikanko.or.jp/naratime/ja/plan/%e5%a5%88%e8%89%af%e3%81%ae%e9%9d%a2%e7%99%bd%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%82%a2%e3%83%a0%e5%b7%a1%e3%82%8a

今日はここまで。
また明日!

奈良の未来を語るフォーラム-01奈良の未来を語るフォーラム裏-01
 先月の12月7日、ちょっと珍しい経験をさせていただきました。今まで市民グループの自然観察会シニアの生涯学習小学生の課外活動など、お話する場所やお相手はさまざまでしたが、内容はほぼ「奈良公園の糞虫」を紹介するというものでした。しかし、この「奈良の未来を語るフォーラム」は、奈良地域デザイン研究所の研究員5名の研究報告と地域で活躍する6名の発表という2部構成になっており、とてもじゃないけど虫の話ができる雰囲気ではありません。しかも、主催が一般社団法人 奈良地域デザイン研究所、後援が奈良県、奈良市、奈良新聞社、大手新聞4社の奈良支局、奈良テレビ放送など、そうそうたる顔ぶれで、その影響力はいかほどのものか計り知れず、正直ビビってました。最初は遠回しにご辞退しようと思ってたのですが、奈良町資料館の館長さんも出るし、糞虫館の紹介をしてくれればいい、と言われ参加することに。
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 これまで一番広くても小学校の視聴覚教室程度だったので、奈良市中部公民館の大ホールはホントに大きく感じました。舞台が客席より1mくらい高く、スクリーンも完備されていて、本物の司会者までいるなんて初めてです。まあ、持ち時間が6分なのであっという間だったので、内容も①ならまち糞虫館の設立について、と②奈良にとって糞虫の果たす役割、の2つに絞ってお話させていただきました。時間が短く、十分な内容を語りつくせるはずもないのですが、フォーラム終了後の交流会でも、今後も継続的な増加が見込まれるインバウンドへの対応について意見交換するなど、大変有意義な時間が過ごせました。私からは、奈良を”デザイン”する時に糞虫の存在にも注意を払うことが大切ということを発信しておきました。奈良公園とシカと糞虫は三位一体ですからね。

今日はここまで。
また明日!
 
 
 

 昨年の10月、何度か滋賀県に出かけて生きたヤマトエンマコガネを観察してきました。このあたりにはたくさん生息しているらしく、公園とか車道の脇とかのイヌ糞やタヌキの溜め糞からフツーに見つかりました。でも、奈良公園では見ることができなくなって久しい貴重な種類です。見つけた5匹を持ち帰り、悩んだ末にオス・メスの1ペアを標本に、3頭を飼育してました。11月に1頭を死なせてしまったので、残されたオス・メス1匹づつの飼育を続けています。11月末頃でも何度か姿を見かけたのですが、12月以降はさすがに気温が低いためかご無沙汰しています。ただ、12月に入れたシカ糞の塊や地表に新しい穴ができていたので、まだ生きている可能性が高いです。
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 私の1世代前の糞虫好きの先輩方は「若草山で野グソを一発かませば、何十匹も飛んで来たもんだ」なんていうほど奈良公園にも生息していたようです。1950年代までの話のようですが・・・。なぜ、いなくなってしまったんでしょうね。記録では、ヒト糞やイヌ糞、タヌキ糞を好むようで、シカ糞はそれほど好みではないのかもしれません。ホントにシカ糞ではダメなのか?この単純な小さな謎を解くために、私がこの秋に往復2時間かけて5回滋賀まで車を走らせ、連れて帰ってきたヤマトエンマコガネ。かつての飼育実験で、シカ糞を拒んで全滅したセマダラマグソコガネとは違い、何となくうまく生きているような感じなので、春まで掘り返さずそっと置いておくことにします。もし奈良公園のシカ糞で繁殖できるようなら、奈良公園から姿を消した謎がさらに深まるわけで、全然問題解決しないんですが、まあ、それはそれで良しとしましょう。

今日はここまで。
また明日!
 

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