むしむしブログ

 夏はやっぱりコレですよね。夕方、ゴソゴソと這い出してきたセミの幼虫をカーテンやタオルに掴まらせて、羽化する様子を見る。何度見ても面白いというか神秘的というか、自然の不思議を感じます。
アブラゼミの乳白色の羽もいいのですが、大きなクマゼミのきらめく透明の羽は、サイコーですよね。
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 私が子供の頃(40年前)は、この奈良公園の辺りでは圧倒的にアブラゼミの比率が高く、クマゼミにはステータスがあったのですが、鳴き声から判断すると今ではクマゼミの方が多いように感じます。温暖化の影響と見る向きもありますが、納得のいく観察や考察のデータをまだ見たことがありません。と言うと、単に不勉強なだけだと言う声が聞こえて来そうですが・・・。学生の夏休みの研究テーマにピッタリだと思うので、是非トライしていただきたいものです。


今日はここまで。
再見!

 忙しくしていたので放置していたヒメツツマグソコガネ(Saprosites narae)(2017年6月10日採集)の標本作成にようやく取り掛かりました。私の展足やり方は、両手に針をもって、ハムシでも小さなゾウムシでもなんでもチョチョイのチョイと整えるだけで展足しちゃいます。チビコエンマコガネの3mmに満たないような小型個体でも、全てきちんと触角引っ張り出して標本にします(写真1枚目)。これまでさすがにしんどいなーと感じたのは、ネグロマグソコガネ(Aphodius pallidiligonis)やミゾムネマグソコガネ(Aphodius mizo)の小型個体くらいでしょうか。生乾きの時に0号針の先でクイッと触角をほじり出す技は、まさにスゴ技。時々自分の手を「神の手」と思うことさえあります。
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 しかし、先日、初めて採集したクロツツマグソコガネ(Saprosites japonicus)の触角を伸ばすのには苦戦しました。1頭のみの採集だったので緊張したからだろうと思っていたのですが、今回のヒメツツマグソコガネはさらなる難敵でした。より小型でしかも細いせいもあるのですが、触角が短いのか収める場所が深いのか理由はわかりませんが、いくら神の手でほじっても全然出てきません。壊してしまうといけないので、結局触角を伸ばすのはあきらめました(写真2枚目 左:ヒメツツマグソコガネ、中:クロツツマグソコガネ、右:オビマグソコガネ)。クロツツマグソコガネ属(Saprosites)は朽木の中に住んでいるので、オビマグソコガネ(Aphodius uniplagiatus)など他のマグソコガネの仲間が属するマグソコガネ属(Aphodius)と触角やその収納場所の造りが違っているのかもしれません。誰かご存じであれば教えてくださいませ。

 私はfacebookで「2MMクラブ」の方々と友達なんですが、この人たちは基本的に2ミリに満たないような小さな虫を専門に紹介し合って楽しんでいます。驚くべきことにそんな小さな虫が綺麗に展足され、写真のピントもバッチリなんですよねー。凄いですよほんと。「スゴ技」を超えた「神技」と呼ばせていただきマス。


今日はここまで。
再見!
 

気を持たせるようなタイトルをつけて申し訳ありません。結果から言うと「不採択」。

いやー、これはショックでした。キビシイ。
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んー、なぜだ!っていう感じ。先月空き家活用補助金400万円の申請を見送ったのは、空き家を借りる段取りをできなかったので論外ですが、今回のは計画をきっちり数字に落とし込んで一応の完成形として提出していただけに「なぜだ!」と叫んでしまいました。

 「たら・れば」の話をしても仕方ありませんが、もし両方の補助金が採択されていたら、なんと計600万円(!)。フェーズ1(糞虫展示室&セミナールーム)を完成させるのに少なくとも約1,500万円はかかるので、4割がカバーできた計算になります。
 まあ、いつまでも嘆いていても仕方ありません。ビジネスモデルや収支計画、説明文の表現、写真の選択などあらゆる角度からプランを見直したいと思います。秋になると最大のイベント「ビジコン奈良2018」の募集が今年もあると思いますので、グランプリを目指し気を取り直してガンバリマス。


今日はここまで。
再見!


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