奈良公園は糞虫の天国みたいなところで、真冬でも多種多様な糞虫が活動しています。本日ご紹介するオビモンマグソコガネ(Aphodius okadai)は、日本産コガネムシ上科図説によると「分布は局地的で、奈良県春日山が生息地として有名、・・・」らしく、西本州からしか見つかっていない。つまり、そこそこ珍しい種類ということ。

いやー、そんなこと全然知りませんでした。35年前の感覚では、ネグロマグソコガネやチャグロマグソコガネ10に対し、オビモンマグソコガネは1~2は採れる、という感じですから。ただ、奈良に戻って観察を再開したこの冬、まだ一度もオビモンマグソコガネにお会いしていません。まだ4回しか奈良公園に行っていないので、何とも言えませんが、いったい何処へ行ってしまったんでしょうね。
オビモンマグソコガネの見分け方は簡単です。黄色い背中にオビのモンが入っているのが肉眼でもわかります。背中にマダラ模様のセマダラマグソコガネとは、大きさや色合いがビミョーに違いますので間違えることはありません。(左:オビモンマグソコガネ1978.11.23 奈良公園、 右:セマダラマグソコガネ1977.12.26 奈良公園)

しかし、「黄色」と「オビ模様」と「マダラ模様」は、オビマグソ、オビモンマグソ、クロモンマグソ、セマダラマグソ、キマダラマグソ、マダラヒメスジマグソに共通のキーワードです。図鑑に綺麗な写真のない時代、採集した黄色にマダラ模様のマグソコガネの仲間の種名を調べるのは、並大抵のことではなかったと思います。 今では、ぜ~んぜん難しくありませんけどね。
今日はここまで。
再見!

いやー、そんなこと全然知りませんでした。35年前の感覚では、ネグロマグソコガネやチャグロマグソコガネ10に対し、オビモンマグソコガネは1~2は採れる、という感じですから。ただ、奈良に戻って観察を再開したこの冬、まだ一度もオビモンマグソコガネにお会いしていません。まだ4回しか奈良公園に行っていないので、何とも言えませんが、いったい何処へ行ってしまったんでしょうね。
オビモンマグソコガネの見分け方は簡単です。黄色い背中にオビのモンが入っているのが肉眼でもわかります。背中にマダラ模様のセマダラマグソコガネとは、大きさや色合いがビミョーに違いますので間違えることはありません。(左:オビモンマグソコガネ1978.11.23 奈良公園、 右:セマダラマグソコガネ1977.12.26 奈良公園)

しかし、「黄色」と「オビ模様」と「マダラ模様」は、オビマグソ、オビモンマグソ、クロモンマグソ、セマダラマグソ、キマダラマグソ、マダラヒメスジマグソに共通のキーワードです。図鑑に綺麗な写真のない時代、採集した黄色にマダラ模様のマグソコガネの仲間の種名を調べるのは、並大抵のことではなかったと思います。 今では、ぜ~んぜん難しくありませんけどね。
今日はここまで。
再見!
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