むしむしブログ

2016年04月

 4月だけでアクセス数が3桁を超えました!友達の少ない私にとってはすごい数字です。虫とか魚、爬虫類(カメとか)には結構いるんですけどね。
 またキノコのネタですいませんが、キノコの魅力は昆虫に匹敵するというお話です。視覚、味覚、嗅覚の点から検証してみましょう。 
 まず視覚、つまり見た目ですが、「人は見た目が9割」という本がベストセラーになるほど重要なことで、キノコが人に受け入れられるためにはカワイイ!という第一印象が大切です。
IMG_20160428_222142IMG_20160428_214030
まさにカワイイを絵に書いたようなキノコ達(ぶなしめじ H28.03.15,H28.03.22)ですね。下の写真はあのエノキダケ(H28.03.15,H28.04.06)なんですが、見ているとまるでメルヘンの世界に迷い込んだような気持ちになります。
IMG_20160428_214849IMG_20160428_214215
次回は、味覚・嗅覚の点からキノコの魅力を検証していきます。
(つづく)

 むしむしブログなのにキノコの話題ばかり。これでは世界中の虫好きから奈良市昆虫糞虫館が見放されてしまうので、今日は虫のネタで。
 桜前線もいよいよ弘前まで北上し、震災からの復興に今も取り組む東北が春の陽気につつまれる今日この頃、早くも我が家のスズムシのふ化が始まりました。今年は容器を外に出さずにいた(出すのを忘れていた)ので、例年より2ヶ月ほど早いような気がします。私は、冬の寒さに当てないとふ化しないと思い込んでいたので、私にとっては新発見です。順調に育てば、ムシムシする梅雨の夜も快適に過ごせそうです。
IMG_20160426_071059 
写真は昨年(H27.7.14)、たぶん終令幼虫への脱皮中を撮ったもの。ここまで成長すればオスメスがわかるので、糞虫館の来訪者にプレゼントできそう。開館を急がねば・・・。

エリンギを放置しているとこうなるんです。日本人の99.9%の人は恐らく見たことない貴重(?)な映像(H28.4.6)です。
IMG_20160423_132959
キノコ(子実体)の形成には15℃以下になる必要があるのですが、室温が夜でもそこまで下がらない日が続いたためH28.3.22にベランダに出して覆いをしたのです。そしたら見るのが面倒になって、ほったらかしにしてしまったのです。 覆いを外した時はキノコの種類云々より、そもそもこの物体がなんなのか、なぜここにこんなものが・・・という感じでした。
IMG_20160406_234423-1
落ち着いて考えてみると、ホダ木(おが屑を固め円筒形のもの)を外に出した後1週間ほど寒さがぶり返したこと、覆いをして触らなかったので適当な湿度が保たれたこと等がよかったのかもしれません。それにしても、この成長ぶりは実に驚異的です。生まれたばかりの赤ん坊が2週間でデラックス・マツコになるようなものですからね。

シイタケやエノキほどメジャーではありませんが、スーパーではシメジやマイタケなどと同様に1パック2本入りで98円で売られている、やけにぶっとい柄が目立つキノコといえばおわかりでしょう。これがシイタケやエノキのようににょきにょき生えてきたらスゴイと思ってましたが、下の写真(H28.3.7)のとおり、あっさり立派なのが2本採れて幸先の良いスタート。根元にある子キノコが次々に大きくなってくるように思われ、期待してたのですが・・・
IMG_20160307_212438-1
結論から言うと、傘のある小さなキノコは大きくなりません。考えてみれば、我々が目にする傘の開いたキノコは胞子を作るところで、植物では花(種を作るところ)に相当しますので、いくら水をやっても咲いた花がそれ以上大きくならないのと同様に開いたキノコは大きくならいと考えれば理解できます。実際、一週間ほど期待しながら霧吹きで水をやってましたが、結局は下の写真(H28.3.15)のとおり徐々にしぼんできて、全く大きくなりませんでした。子キノコではなく、小キノコなんですね。
IMG_20160315_211237
これで終われば、「エリンギは自分で育てるよりスーパーで買ったほうがいいです。以上」となるのですが、実はこのあと、エリンギの恐るべき正体が明らかになったのです。
(つづく)

IMG_20160307_211734
エノキダケを素人が適当に育てると、2週間でこうなっちゃいました(H28.3.7)。スーパーで見かける白くて小さな丸い傘がかわいいあのエノキもいずれはこうなるのでしょうか? それとも育て方ひとつで白くて上品なキノコの束になったり、一本いっぽん独立した大きな飴色のキノコになったりするのでしょうか? たとえば、完全に真っ暗な場所で育てれば真っ白いエノキに育つとか・・・。なお、フローリングが白く見える部分は、エノキダケの胞子が積もったためです。やがてキノコが生えてくるかも?!(社宅なので後日きれいに拭き取りました。)

下の写真(H28.3.2)だと、まだ比較的エノキらしさが見て取れます。香りや歯ごたえはエノキそのままなので、大きく育っても闇鍋に使うのであれば全く問題はありませんし、かなり大量に摂取しても心身共に異常はありませんでした。でも、若いときのほうがおいしく食べれると思いますし、エノキダケの栽培に関しては比較検討するまでもなく、スーパーで買うのがもっとも合理的かつ賢明な選択だと言えそうです。
IMG_20160302_221416


このページのトップヘ