むしむしブログ

2016年10月

 7月4日の当ブログ「男の約束」を皆さんは覚えているでしょうか?むしむし王子が悪魔と戦い、見事約束通り呪いを解いたカブトムシのことを。
 王子とガッチリ握手をしたカブトムシは、坊主の所に戻る際に米粒のように白い小さな珠をむしむし王子に遺していきました。白く美しい小さな珠。それはやがて・・・
 
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 ・・・こんなふうになっちゃいました。
 10匹以上いるんやけど、ほしい方がいれば差し上げます。忠誠心のある勇猛果敢なカブトムシ直系の幼虫です。

 8月1日にミヤシタシロカブトが立派なオスが出てきました(9/29の当ブログを見てください!)が、その時にもう一匹も蛹になっているらしいことはわかっていました。こんな感じで ↓ プラケースの底に蛹の背中らしきものが透けて見えてたので。(2016.8.1撮影)
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 しかし、同じ時期に孵化し、同じ時期に蛹になったとしたら、さすがにもう出てこないとおかしいよなー、などと考えながら掘り起こしてみると・・・ 
 あれぇ?まだ蛹やん。 あれれ?動かへんやん。 あ”ーーー!
 蛹の大きさは7cmくらいで写真の蛹の頭(右側)にははっきりとツノが見えるので、明らかに大きなオスです。残念です。また一つ、かわいそうなことをしました。 (以下全て2016.10.12撮影)
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 さらにほかのプラケースのマットを交換すると、大きく成長した幼虫の亡骸も出てきました。日の当たらないなるべく涼しい場所に置いているつもりですが、8月に入ってからの35℃前後の日が続いたのが影響しているかもしれません。熱帯魚もそうですが、日本の夏の暑さは熱帯の虫たちにとっても厳しいようです。
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  今、一枚目の写真を見ると、この時点で既に死んでいたようにも見えます。  無事に夏を乗り越えた幼虫たちが無事蛹になり、立派なカブトムシとなって現れることを願いつつ、今回のマット交換を完了しました。

今年の7月27日、マットの交換時にクビワオオツノカナブン(2015.7~8孵化 国内ブリード)の蛹室を発見しました。蛹+蛹室の重さが26gというのが、重いのか軽いのかもわかりませんでしたが、いつカナブンが出てくるのかとずーっと楽しみに待っていました。
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10月に入り、さすがにおかしいと思いおそるおそる蛹室に穴を空けてみると、悪い予感が的中しました。蛹室は作ったものの、蛹にはなれなかったようです。原因はいろいろ考えられますが、かわいそうなことをしました。
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今、ブログランキング(昆虫類)を見たら、トップ10入りしてました。よりによってこんな日に・・・

 昨日のお昼頃、ビジネスプランを提出した南都銀行の担当の方から電話がありました。
 一次審査通過の連絡にしては早すぎるなぁと思いながら話を聞くと、ならまちの空き家見学ツアーへの参加打診でした。先日ビジネスプランを説明する中で、糞虫館&ゲストハウスの施設は新築ではなく、初期投資を抑えるためにならまちの空き家を改築することも視野に入れている、と話をしていたので、今度空き家見学ツアーが実施される見込みなので参加してはどうか、ということでした。今後の展開もどうなるかわからない動き出したばかりの糞虫館設立計画、、宿泊業も飲食業もやったことのないド素人の夢に付き合ってくれるなんて、ありがたい話です。
 以上が南都銀行主催のビジコン「サクセスロード」の近況報告。

 今月末が締切となっている奈良県主催のもう一つのビジネスモデルコンテスト「ビジコン奈良2017」のエントリーシートの作成もそろそろ最終段階入ってきました。
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 先週はトーマツの公認会計士によるビジコン参加者向けセミナーにも参加して、一層のレベルアップをはかりました。こちらも優勝(知事賞)すれば100万円ですから、たとえば、もしも、仮に、の話としてですが、ダブル受賞すれば計200万円!!!  定職を持たない今の私には、夢のような金額です。審査委員長は株式会社モンベル代表取締役会長兼CEOの辰野勇 氏とのこと。辰野さんがムシ好きならいいけどなー。
 
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 ただこちらの審査基準には「新規性・創造性」や「市場性」、「成長性・収益性」が審査項目にあるので、やや厳しいかも・・・。
 
 

 一昨日、ビジネスプランコンテスト「サクセスロード」を主催する南都銀行にエントリーシートを提出したのですが、単に提出するだけではなく担当の方から30分ほどのヒアリングもありました。審査に回すに当たり、窓口が一通りの内容を理解するためだそうです。「わかりやすくまとまっている」「奈良の独自性もあり面白い」などと金融機関の方らしく丁寧に持ち上げてくれたので、すっかりいい気分です。単なるゲストハウスではなく、自然探索ツアーの拠点たる糞虫館の設立であることもしっかり理解いただけたので、直接説明する機会があって本当に良かったと思ってます。あとは吉報を待つばかり・・・かな?
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奈良公園(2008.9.14撮影)

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