むしむしブログ

2018年10月

 参加するのとしてもらうのとで、こんなに違うとは思ってもみませんでした。9/27に予定されていたのが雨で延期になり、仕切り直して10/21に「奈良春日山原始林を未来につなぐ会」主催で奈良公園で糞虫観察会をやったのです。いま思えば、ルリセンチコガネが普通に見られる時期ではあるのですが、朝晩は肌寒く感じるようになっていたので、自分の中で「ルリセンチコガネが見つからないかも…」という不安がどんどん大きくなって、当日は朝からドキドキしてました。
2018_1021_糞虫5-1

2018_1021_糞虫4-1

 結局、芝地ではカドマルエンマコガネ、ナガスネエンマコガネ、チビコエンマコガネ、ウスイロマグソコガネがあちこちで見つかり、林の中ではルリセンチコガネがなんと14匹も見つかりました。参加者の方には大変喜んでいただけたので、今はホント、やってよかったなーと思ってます。
 企画や段取りをすべてしてくださった奈良春日山原始林を未来につなぐ会のスタッフならびに観察会に参加してくださった皆様には感謝感謝です。またやりましょうねー!

 龍谷大学の学生さんが実験・観察のために9月からオオセンチコガネを飼育しているのですが、飼育ケースの上層の腐葉土層(下層は小粒赤玉土)から卵が出てきたそうです。
 スカラベやダイコクコガネの仲間は比較的大粒の卵を産むと認識していますが、これがオオセンチコガネの卵の可能性は? 何か手掛かりになる事をご存知の方は、ぜひ教えて下さい。
image1

 オオセンチコガネは巣穴を掘って糞を溜め込み、そこに産卵する、しかもその季節は春だと私は思っている(違っていたらすいません)ので、理屈で考えるとオオセンチコガネの卵ではない、となるのですが、他にケース内に生き物はいないので、消去法で考えるとオオセンチコガネの卵かもって感じ。
 謎の解明のためにも、元気に育つことをお祈りしています。がんばれー!

 ネットの世界、もうワケがわかりませんねー。先日、私のスマホ画面にこんなのが表示されました。自分の書いているブログや作ったHPは何とか理解できてますが、「いいね」とかフォロワーとかインフルエンサーとか、彼らがどこで何をしていてどのような影響があるのか、これはその結果なのか、全然わかりません。
Screenshot_20181018-091457

Screenshot_20181018-091520

 誰かが撮影して、載せてくれたんでしょうね。でも、新記録って何なの?どれくらい喜んでいいんでしょう? ならまち糞虫館の存在が知られる事がすなわち糞虫の存在が知られる事に直結していると考えているので、本件はとてもありがたく嬉しいことなんですが、逆に載せてほしくない盗撮写真が出回って騒ぎになった場合は、私はどうしたらしたいいんですかね?ま、どーせなら憧れの吉永小百合さんとのスキャンダルで追いかけられてみたいものです。小百合さんと刺し違えるなら、本望ですよ。・・・ありえへんな。

今日はこれくらいで。
また明日!

 インターネットニュースとかウェブメディアとか、私はそもそも仕組みがよくわかってないし、どんな人がどれくらい見てるのかわからないんですが、糞虫の存在を少しでも知ってもらう、特にネットを使いこなす若い人たちに知ってもらうのに役立ちそうなので、たいてい最大限の協力をさせてもらってます。実際、以前取材を受けてロケットニュースのせていただいた時や、新聞記事のデジタル版がネット公開された時などには、このむしむしブログのアクセスも跳ね上ったので、そーとーな影響力があることは間違いありません。
Screenshot_20181020-221635

 で、まだ計画段階の「ならまち糞虫館」を最初に記事にしてくれた朝日新聞社が、この5月末に「DANRO」というウェブメディアを立ち上げたそうで、それに載せたいとのお話をいただきました。「ソロ的生き方」を追求している人を取り上げ、深堀りしていくというのが「DANRO」の基本コンセプトらしいです。誤解を招かないように言っときますが、私には奥さんいますし、糞虫館は学生時代の友達の助けがあってできたものなので、決して一人でやったわけではありませんのでね。まあ、でも、なんか、ちょっと変わった人(私)が超マイナーな趣味(糞虫)に突っ込んでいく生き様(!)や考え方にストーリー性があると誤解されたのかもしれませんねー(笑)。

 いい感じに書いてくださっているので、ご覧ください。
 → https://www.danro.bar/article/11892228

 ひと昔前ならネクラとかオタクとか言われて日陰者扱いされていた人たちが脚光を浴びる時代になってますから、マイナーだった糞虫が奈良を代表するイメージキャラクターになる日もそう遠くないかもしれません。

今日はここまで。
また明日。

追加:
今日奈良公園に行ったら、30分もしないうちにピッカピカのルリセンチ(オオセンチコガネ)にここそこで出会いました。糞を引っ張る奴、メスに乗っかる奴、飛んでる奴、などなど。奈良公園はニッポンの「宝石箱やー!」
  

 私は中学・高校は奈良女子大学附属に通ったので、附属小学校出身の友達も多く大変親近感があるのですが、一昨日10/17(水)に3年生の31人が先生と一緒に見学に来てくれました。事前に打ち合わせをして、こちらは平日開館や棚の高さを下げるなどしただけですが、先生は生徒の関心を糞虫や自然環境にむけるよう、そーとー工夫していろいろ考えたんだろーなーと思いました。ならまち糞虫館のゆるキャラをみんなで考えて、コンテストまでやってくれたなんて・・・(写真1,2枚目)。もう、感激です。IMG_20181017_191743
IMG_20181017_191751

 いやー、生徒の目がいつもまっすぐこっちをみてて、スキあらば質問してくるという、糞虫話大好きな私としては本当に楽しい時間でした。でも、質問への私の「回答」はほとんど「解答」ではなく、「~ではないかなー。」「でも、実はよくわからないのです。」の連発でかなり不信感を持たれたかも。生徒も「館長ゆうてもたいしたことないなー」と思ったかも。
 でもねー、私は糞虫の生態等でも実際に観察したことは「見たときはこうだった。でも状況次第では異なる可能性はあるしなー。」と思てるし、情報誌やネットで得た内容は「その人が見たときはそうだった」程度に思っているのです(もちろん手数をかけた研究については「そうなんやー」とまるまるいただいてますけどね)。それに、「答え」みたいな言い方すると、それが「正解」でほかは「不正解」なんだ!と子供が思ってしまうんじゃないかと。時間がたっぷりあれば、答えはいろいろあって、半分あってる、みたいな答えもあったりっていうケースがあるって気付いてもらえるんだけどね。
 あー、またまた得意の言い訳っぽくなってますねー。「単にお前が知らんだけやろ!」と厳しいツッコミが入りそうなので、・・・今日はここまで。

奈良女子大付属小学校の3年生のみなさーん、ありがとねー!楽しかったよー!!
せんせーもサイコー!!!


また明日。

このページのトップヘ