むしむしブログ

2021年10月

 ならまち糞虫館は、これまで奈良TVの『ならナビ』『ゆうドキッ!』『ならフライデー9』、NHK『キンゴジン』『なりきりむーにゃん、生きもの学園』、ABC『キャスト』『ナニコレ珍百景』、MBS『ちちんぷいぷい』、BS-TBS『奈良ふしぎ旅図鑑』、関西テレビ『よ~いドン!となりの人間国宝』、TV東京『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』、TV大阪『かがく de  ムチャミタス!』、日テレ『マツコの月曜から夜更かし』、ケーブルTV『三関王 (虫ラバー編)』・・・。一瞬のコメントとか写真提供なんかも入れると、この3年間でずいぶんTVに出てます。上野動物園と同じくらい糞虫館はTVに出ている、というとさすがに言い過ぎですが、奈良の橿原昆虫館を上回っていることは間違いないでしょう(当然ながら中身は足元にも及びませんけどね)。こんなにテレビに出てたら、飲食店なら売れて売れてもうウハウハなんでしょうけど、なぜか糞虫館はいつも静かでマイペース。コロナ対策を忘れてしまいそうな、密とは無縁の別世界。なぜなんでしょ???
20211030世界ふしぎ発見篠原かをりさんと

 今回放送される草野仁の日立『世界ふしぎ発見!』は、生き物や自然に関心のあるご家庭では、恐らくNHKの『ダーウィンが来た!』とともによく見られている番組ではないでしょうか。その人気番組『世界ふしぎ発見』の今月30日(土)21:00放映の「江戸の生き物語」の3つの話題の中の1つで奈良公園の糞虫が紹介されます。番組のHPを見ると、他の二つは江戸時代に関係する流れが読めるのですが、糞虫の話は江戸とは何の脈絡もないような気がするのでちょっと心配です。まあ、うまく編集されていると信じて楽しみにしていますけどね。クイズ王にして生き物好きで研究者、さらにタレントであり作家でもある篠原かをりさん(写真1枚目)と結構たくさんお話ししたので、ほんの一部でもいいので一緒にお話ししている場面がカットされずに残っていることを祈りつつ。

今日はここまで。
週末は糞虫館で会いましょう!

 奈良市の公民館は結構いろんな活動を企画していて、ならまち糞虫館にも講演会や糞虫観察会の依頼が増えました。その中でも飛鳥公民館は2019年に糞虫の講演会をした後、2020年9月には講演会と観察会の2回セットで『糞虫王子と謎解き! in 奈良公園』として開催。今年もコロナ対策を十分にとって10/3(日)と10/10(日)に開催(写真1枚目、2枚目)しました。西高東低の気圧配置で朝方冷え込んだ影響か前半の芝地での糞虫探しでは糞虫があまり見つからずどうなる事かと思いましたが、後半林に入っての糞虫探しでは子供たちが次々にルリセンチコガネを見つけて歓声を上げてました。まあ、10月の上旬ですから見つからないわけはないのですが、「糞虫王子」としては後半林に入ってもなかなかルリセンチコガネが見つからないとホント気が気ではないです。
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 今回はさらに残り時間10分というところでゴホンダイコクコガネの大型のオス1匹(写真3枚目)が見つかり、子供らは狂喜してました。少し土に潜っていたのを掘り出したのは私ですけどね(写真4枚目)。写真で見るあの5本の角をもつカッコイイ糞虫が目の前で見つかったという感動と経験は、今後の彼らの人生に大きな影響を与えるに違いありません。とまでは言いませんが、何人かの子供には心に残るいい思い出になったと思います。
P5130192ゴホンダイコク

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 ゴホンダイコクコガネは地下室で糞の玉を作って、その糞玉を親虫が守るという昆虫としては珍しい習性を持っていることは写真や動画などでも紹介されていますが、実際に一部始終を観察した人はどれくらいいるでしょう?カッコイイ糞虫を見つけると、だたそれだけで十分楽しいのですが、実はその先にもっと楽しいことがあるんですけどねー。ゴホンダイコクコガネを見て狂喜乱舞する子供たちを見ていると、まだそんな年寄りの教育的指導なんてものは役に立ちそうもないのは分かるのですが、どうしたら上手く伝えられるのか、いい方法があったら知りたいものです。

今日はここまで。
週末は糞虫館で会いましょう!

 この「むしむしブログ」でもよく引用している糞虫好き必携の図鑑『日本産コガネムシ上科図説 第1巻 食糞群』(残念ながら『たくましくて美しい糞虫図鑑』ではない)や有限会社むし社から出ている空前絶後の糞虫3部作『日本のオオセンチコガネ』『日本のセンチコガネとその仲間』『日本のダイコクコガネの仲間』を作ったのは全部コガネムシ研究会の主要なメンバーさんなのです。日本の糞虫界を牽引していると言っても過言ではないコガネムシ研究会。今回はオンライン開催なので、老若男女誰でも無料で簡単に年に一度の大会に参加できます。もちろん、せっかくの機会ですから積極的に交流を深めてもいいですし、知らない人とお話しするのは苦手という人は各地域のメンバーの近況報告を視聴するだけでも楽しめます。普段、私は人と話しをするのが苦手なのですが、今回は奈良の糞虫関連の情報を10分間で報告するという大役を仰せつかっているので、もう今からガチガチに緊張しています。
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 コガネムシ研究会は、メンバーが全国に散らばっているので、会員同士であっても会う機会がほとんどないため、大抵お互い顔も名前も分からないです。なので、よほど有名は人以外は毎回お互い初めてお会いする感じです。ただ、決して内輪だけで盛り上がる近寄りがたい集団ではありません。糞虫やコガネムシに興味のある人であれば誰でも自然に話の輪に加わることができます。きっと世界が広がると思いますよ。
 大会の参加方法はコガネムシ研究会のHPにありますが、基本的に以下の通りです。

参加登録:大会への参加は会員・非会員とも無料ですが、10月22日(金)までに事前の参加登録をお願いします。
 参加登録は下記の項目を明記したメールを大会事務局宛(taikai@kogane.jp)にお送り下さい。
  1. 氏名(ふりがな): 会員/非会員
  2. 住所:〒
  3. 電話番号:
  4. メールアドレス:
  5. お楽しみプレゼント:希望する/希望しない
  6. 抽選会でお楽しみプレゼントに当った場合:名前を読み上げる/参加登録番号を読み上げる

 参加登録を受け付け次第、参加登録番号を記した確認メールをお送りします。

今日はここまで。
週末はコガネムシ研究会の大会で会いましょう!
皆様の参加をお待ちしています。

「外来種」というと悪者のイメージが強いので、このカワイイ糞虫にはあまり使いたくはないのですが、その分布の特異性等からミツコブエンマコガネは外来種ではないかと言われています。私がこの糞虫を知ったのは4年ほど前、塚本先生の「日本糞虫記」の中で夢前川でこの虫を観察したお話を読んで、見に行ったのが最初です。その後、その近くの揖保川や糞虫館に来た方の情報を基に姫路市内の海浜公園などでもミツコブエンマコガネを見ることができました。ホントは毎年見に行ければいいのですが、奈良からだとちょっと遠くて気軽に行けません。そろそろ行かねば、と思っていたらなんと糞虫館にミツコブエンマコガネを持ってきてくれた方が現れました。
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 最近は姫路市内の野良猫の糞でも普通に見つかるとか。オス、メス、黄斑の違う個体などいろいろ取り交ぜて採集してきてくれたので、標本の少ない糞虫館としては大変助かりました。来月から展示できると思います。お楽しみに。

 今週末の10/24(日)は年に一度のコガネムシ研究会大会です。今年はリモート開催なので、普段は遠くて参加できない方やちょっと恥ずかしいという方でも全然平気です。アクセスして黙って画面を見てたらいいだけですから。今年の大会参加者は会員以外の方も多いと聞いているので、まずは大会を見て、そのあと何人かでも入会してくれたら、糞虫好きのネットワークが広がるのではないかと期待しています。大会の参加方法はコガネムシ研究会のHPにありますが、基本的に以下の通りです。

参加登録:大会への参加は会員・非会員とも無料ですが、10月22日(金)までに事前の参加登録をお願いします。
 参加登録は下記の項目を明記したメールを大会事務局宛(taikai@kogane.jp)にお送り下さい。
  1. 氏名(ふりがな): 会員/非会員
  2. 住所:〒
  3. 電話番号:
  4. メールアドレス:
  5. お楽しみプレゼント:希望する/希望しない
  6. 抽選会でお楽しみプレゼントに当った場合:名前を読み上げる/参加登録番号を読み上げる

 参加登録を受け付け次第、参加登録番号を記した確認メールをお送りします。



今日はここまで。
週末は糞虫館で会いましょう!





 

 書いた私が言うのもなんですが、”意外”に『たくましくて美しい糞虫図鑑』の評判が良くて、恐らく「がんばれよー」という気持ちも込めて、脱サラおやじの書いた入門書的な糞虫図鑑をご購入いただいているようです。本当にうれしいです。ありがとうございます。
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 ところで、糞虫図鑑にもあるSCARABE BOOKS(スカラベ ブックス) の文字に気付いた方もいらっしゃると思います(写真1枚目)が、これは糞虫図鑑だからというわけではなく、「SCARABE BOOKSは、すべての生きとし生けるものがたくましく、美しく生きる姿をありのままに見つめ、互いの多様な生き方を尊重し合えることを願って生まれ」た珠玉の生き物紹介シリーズなのですよ、たぶん。そして、その第2弾として満を持して出版されたのが、山盛りのウニ、ではなく、山守氏の『ウニと共生生物図鑑』なのですよ、きっと。私は海の無い奈良県で育ったので海辺の生き物とは縁遠いのですが、高価なすしネタとしてしか認識していないウニが岩に穴をあけるなんて、驚きです。しかもその穴に共生する生き物がたくさんいて、それらをまとめて1冊の本にするなんて、もっと驚きです。山守氏は少女時代クラゲちゃんと呼ばれつつクラゲの変態を楽しんだそうで、今はウニの巣穴から小宇宙を覗いているらしい・・・。ナメクジのようなチドリミドリガイの「チャームポイントは目」「ずっと見つめているとついつい笑顔になってしまう」とのこと。私はウニの巣穴より山守氏のアタマの中を覗きたい(笑)。(写真2,3枚目)
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 著者の山守氏は今年大学院を出たばかりのピチピチ新人女性研究者と思いきや、なんと今月から27歳にして京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所の助教授に。とにかくフツーではない、スゴイ人です。大阪の老舗出版社である創元社が社運を賭けた(?)新ブランド SCARABE BOOKSの第2弾『たくましくて美しい ウニと共生生物図鑑』(山守瑠奈:著)。ビーチより磯が好きな人なら絶対に楽しめる一冊です。

今日はここまで。
週末は糞虫館で会いましょう!
「山田五郎と中川翔子のリミックスZ(後編)」もお聞き逃しなく!

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