実は3月中旬、運動中に足を怪我したためしばらく外を歩けなかったのですが、今この時期を逃してはならないと、足を引きずりながら昨日奈良公園に行ってきました。前回の観察日は3/1ですから冬の糞虫ばかりでしたが、今回は春の糞虫も出現し、日本有数の糞虫の生息地らしくわずか3時間ほどの間に9種類の糞虫と出会うことができました。
 冬の糞虫としては、すでに当ブログでもご紹介した、ネグロマグソコガネ、チャグロマグソコガネ、ミゾムネマグソコガネ、マグソコガネ。
 春の糞虫としては、ルリセンチコガネ、クロマルエンマコガネ、フトカドエンマコガネ、クロツヤマグソコガネ、ヌバタママグソコガネ、の計9種類。
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 お天気が良く、日中の気温は25℃近くまで上がったのではないでしょうか。午前中、ルリセンチコガネ(Phelotrupes auratus)(写真1枚目)がアセビの林を元気に飛んでいるのを何度も見かけましたし、糞塊を割って観察しているところに飛来したり、さらに鹿糞の切れ端を引っ張っているところも見ることができました。エンマコガネの仲間はまだ出だしらしく、3個体のみが確認できました。
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 奈良公園の林の中の鹿糞は、冬の間はチャグロマグソコガネが支配的でしたが、形勢は一変し、今回は圧倒的多数がヌバタママグソコガネ(Aphodius breviusculus)(写真2枚目)でした。ネグロマグソコガネ(Aphodius pallidiligonis)(写真2枚目)もまだまだ数多く見つかりましたが、チャグロマグソコガネやミゾムネマグソコガネは5,6頭しか確認できず、そろそろシーズン終了って感じですね。35年前は、クロツヤマグソコガネ(Aphodius atratus)(写真3・4枚目)がたくさんいたという印象がないのですが、今回4か所で7頭確認できたので、嬉しかったです。3/30のブログ「クロツブマグソコガネは絶滅したのか?」(←タイトルが過激すぎましたね)へのコメントに「クロツブマグソは普通に生息しているのでは?」との情報が寄せられていたので、何とか見つけようと糞と顔の距離を従来の半分に縮めた成果かも知れません。狙っていたクロツブマグソコガネは見つかりませんでしたが・・・。
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子供のころから日記とかドリルとか続いたためしがないのですが、むしむしブログは今回が100回目。
奈良公園の近くに糞虫昆虫館を造るまで続けるつもりです。応援よろしくお願いいたします。


今日はここまで。
再見!