タイトルがちょっと変ですね。人糞を5時間観察したのではなく、人糞に飛来する糞虫の様子を5時間にわたって観察したということですから。念のため。
 4/19、奈良公園のすぐ南の旧街道沿いで、状況から判断して新鮮この上ない人糞とめぐり合いました。日中の気温は20℃、一日中晴れとの天気予報だったので、急遽その場に座り込み11時10分に観察を開始。結局、16時10分に飢えと寒さのため(上着とか飲食物を何も準備してなかったので)、観察継続を断念しました。

 集まった糞虫の中で一番多かったのは、ルリセンチコガネの24匹。その他、センチコガネが10匹、ニッコウコエンマコガネが10匹、クロマルエンマコガネが9匹でした。やや明るめの林の中でしたが、マグソコガネの仲間は1匹も来ませんでした。50cmほどの距離でずっと見ていたのですが、小さな虫が飛来するたびに「ん、マグソコガネか?!」と20cmの距離まで身を乗り出すのですが、すべてハネカクシでしたねー。奈良公園は今ヌバタママグソコガネが全盛で、ネグロマグソコガネやクロツヤマグソコガネもたくさんいるのですが、こいつらは人糞に興味がないのでしょうか?マグソコガネの仲間は夜に活動するのかと考え、翌日11時頃に再度見に行ったのですが、種類に変化はなく、やはりマグソコガネの仲間は全く来ていませんでした。
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 5時間も何十匹もの糞虫を観察すればいろいろなことが発見があり、同時にいろいろな疑問がわいてくるのですが、とりあえず今日は「ルリセンチコガネの糞引き」写真でお楽しみください。糞塊から糞の一部を削り取り(1枚目)、前足で抱えて後ずさりしながら少し離れたところまで運び(写真2,3枚目)、木陰で落ち着いて食べる(写真4枚目)様子が見て取れます。


今日はここまで。
再見!