「なんと(710年)見事な平城京」でお馴染みの奈良の平城旧跡。近年、朱雀門や大極殿が復元されましたが、ここはいまだに甲子園球場が何十個も入るような広大な野原のままで発掘調査を待っている稀有の場所であります。さすがに京都に都が移ってから寂れ、1000年もの間野原だった。とは言いませんが、100年以上は今の姿とあまり変わりはないのではないでしょうか。で、ここは犬の散歩道になっていて、犬糞持ち帰り運動が浸透した現在においても、多くの犬糞に出会る場所なのです。 ・・・と想像して、4/27にさっそく調査に行ってまいりました。木はまばらにしか生えていないので、明るい場所で犬糞に集まる糞虫がかなりいるのではないか、という仮説です。
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 結論から申し上げますと、1匹の糞虫も見つかりませんでした。予想通り犬糞はいくらでもあったのですが、季節が悪いのか探し方が悪いのか、ハエ意外に虫は来ていませんでした。5km離れた奈良公園とは山や林でつながっているものの、ここは糞虫の都ではないようです。平城旧跡は野原に見えますが実は大部分が湿地帯で、夏になると葦が生い茂るようなところなのです(なので貴重な木簡等が分解されることなく埋まっているらしい)。1回目の観察なので何とも言えませんが、梅雨時などは水に浸かってしまうので、糞虫には住みづらい土地なのかもしれませんね。
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今日はここまで。
再見!