今朝、夜行バスで東京から戻ったのでまだ中身を読んでないのですが、ご紹介いたします。
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 東京に行くと必ず中野にある(有)むし社(←日本の虫好きのトップランナー的老舗)を覗くのですが、そこで「最近の糞虫関連でおススメの本、何かありますか?」と聞いて出てきたのがこれ。今年1月に (有)むし社 から発行された「日本のセンチコガネとその仲間」(著:塚本珪一、稲垣政志、河原正和、森正人)(写真1枚目 右、2枚目)。「日本糞虫記」はじめ数々の糞虫本を世に送り出した塚本さんが中心になっているようですが、美しい生態写真のほか解説も面白そう(まだ読んでいない!)(写真3、4枚目)。
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 データや参考文献もしっかり記載されており、センチコガネの仲間限定ではあるものの、糞虫好き必携の本だと思います。6,400円+税 と安くはありませんが、感謝の気持ちに応援する気持ちも込めて、私は1冊買わせていただきました。「日本産コガネムシ上科図説 第1巻 食糞群」みたいに〈普及版〉が出れば買いやすいのかもしれませんが、写真がすごく綺麗なので、これはこれで買う値打ちがあると思いますよ。

 ふと思ったのですが、タイトルにある”その仲間”というのは、アカマダラセンチコガネ科やムネアカセンチコガネ科などセンチコガネ科以外の虫のことではなく、この本に出てくる塚本さんたち糞虫好きの人のことを指しているのではないか。写真を撮りながら斜め読みしたらそんなふうにも思ったのですが、どうなんでしょう・・・

 おーっ、今ブログランキング(昆虫類)を見たら、7位にランクイン! いったい何処にそんなに大勢の糞虫好きが隠れているのでしょうか? カブトムシやクワガタムシより、実は糞虫は人気があるのかも。 ちなみに第1位はアリ(蟻)のブログです。


今日はここまで。
再見!