行ってまいりました、奈良女子大学。
 スーツを着て行ったので、先生と誤解したのか若い知的な女学生がみなさん会釈をしてくれます。明るく落ち着いた雰囲気のいい大学です。こんな恵まれた環境で糞虫の研究をしている佐藤准教授とは、いったいどんな方なのか?
 結論から申し上げて、想像をはるかに超えた知識と行動力と人徳を備えた方でした。私は、仕事で海外出張のついでに糞虫を採ったりしてましたが、さすがに大学の准教授ともなるとアフリカで糞虫の研究をしたり、フランスで生きたタマオシコガネが糞を転がすところを観察したりされたそうです。(写真はイメージ:「アポロ★サイエンス 科学実験教室」より)
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 国内の糞虫本や研究会の冊子に出てくる様々な糞虫ネタを網羅しているのみならず、洋書の著者まで言い当てるほどの方で、素人とプロフェッショナルの違いを見せつけられました。でもとても気さくな方で、スカラベの土産物を嬉しそうに見せてくださったり、外国産の糞虫が出ている冊子をあちこちから引っ張り出して見せてくれたりで話が尽きず、予定の1時間を大幅に超えて長居してしまいました。貴重な時間を割いていただき、本当に感謝、感謝です!
 今回は社会連携センターの方も同席してくださり、虫があまり好きではない人の立場からも助言をいただけました。もちろん、先生からは市役所の玄関ギャラリーで行う「奈良の糞虫・世界の糞虫」展に関するアドバイスのみならず、ならまち糞虫館設立に役立つ情報やご意見をいろいろいただいたので、また一歩前に進める希望が湧いてきました。
 地元にこんなに糞虫に詳しい方がいることがわかって本当に良かったです(先生側にはなんも良いことはないですけどね)。今後とも引き続きご指導いただければ幸いです。 でも、実はもっと糞虫に詳しい凄い方が私の家のすぐそばに住んでいることを知らされ、ご挨拶に行くことに・・・。 次回のブログは、その方のお家の訪問記の予定ですが未定です。というか、ちょっとびびってます。( ̄_ ̄|||)


今日はここまで。
再見!