"ウシオセンチコガネ"は京都山科・牛尾山周辺だけの異名で、緑色に輝くので一般にはミドリセンチコガネと呼ばれています。瑠璃色に輝く奈良のルリセンチコガネと同じで、種類はどちらもオオセンチコガネ(Phelotrupes auratus)。他の地方の方には申し訳ないですが、日本三大美麗オオセンチコガネの1位、2位はこの二つであることに異論を挟む余地はありません(キッパリ)。今日は「渡辺先生と自然 Wao!」主催の観察会「京都山科・牛尾山のミドリセンチコガネと土壌生物」に参加してきました。
将来ならまち糞虫館が主催する糞虫メインのエコツアー運営の参考にするという目的もあったのですが、そんなことはすっかり忘れてミドリセンチコガネの発見・観察に没頭してしまいました(お天気が下り坂でミドリセンチの出現が予想したほど多くなかったようです)。そのほかにもセンチコガネやトビムシ、ヤスデ、ミミズに至るまでが観察対象となり、守備範囲の広い渡辺先生とそのわきを固めるスタッフの方々のおかげでほんとに楽しくてためになる一日を過ごすことができました。渡辺先生、スタッフの方々、さらに自然Wao!の皆様には、感謝、感謝です。
いろんな出来事といろんな写真があるのですが、今日はとりあえず美しいミドリセンチコガネの写真でお楽しみください!
今日はここまで。
再見!
コメント
コメント一覧 (2)
私は信楽・土山・野登山へ連れてもらいましたが、この順序で赤みが増しているようにみなされました。
遠くの知人は、一番ルリセンチコガネ域に近いと言うことで、わざわざ、京都府相楽郡和束町の鷲峰山へ採集に行かれましたが、瑠璃色がかった個体の割合が一番多いとのことです。私は実見しておりませんが、本当だとしたら興味があります。