正確に言うと、認められた経費の3分の2(上限400万円)を補助していただけるものなので、工事が終わって検査を経て認められないといけないのですが、とりあえず2次募集のたった一つの枠に選ばれたということは、大きな自信になります(写真1、2枚目)。 と同時に、もはや後戻りはできない、最後までやり遂げなければならない、というプレッシャーも感じております。ここまで来たからには、糞虫を愛する皆様のみならず、生き物や自然を大切に思う地域の皆様、そして奈良にやって来るまだ糞虫の魅力に気付いていない皆々様にも喜んでいただける施設になるよう、全力を尽くしたいと思います。
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 審査員からの総評に「糞虫というニッチな領域でどの程度盛り上がるのか」という課題が呈されていますが、東京目黒の寄生虫博物館や山形水族館のクラゲの展示の例を出すまでもなく、ニッチメジャーこそがこれまでも、そしてこれからも最強なのです。「山椒は小粒でピリリと辛い」なのです。ん?
 糞虫の聖地・奈良公園にほど近い”ならまち界隈”に(うまくいけば)来年の夏オープンする「ならまち糞虫館」。展示する虫や写真をこれからとりに行かねばならないという、ドロナワ状態に陥っていますので、あまり期待せず待っててくださいねー。


今日はここまで。
再見。