糞虫館の設立予定地「ならまち」のすぐ南は京終町(きょうばてちょう)なのですが、ここの「京終サロン」という集まりに初めて出席したところ自己紹介する羽目になり、そこでならまちで糞虫館を設立することとビジコン奈良のセミファイナル進出の話をしたところ、たまたま来ていた朝日新聞社の記者さんと名刺交換ができて、お礼がてらメールをしたら、このブログを見て興味を持たれたのか取材の申し込みがあったんですよ!

いやー、慌てたというか、困ったというか・・・。もちろん嬉しかったのですが、正直言ってこのブログにはウソや偽りはありませんが糞虫に詳しい方から見ると突っ込みどころ満載ですし、「糞虫館を設立!」なんて勇ましいこと言ってますが、糞虫の標本だってじつは10箱くらいしか持ってないんです。ダイコクコガネ(Copris ochus)もツノコガネ(Liatongus minutus)も採ったことがないし標本ももちろんありません。
コレクターではないので、と事前にお伝えして家に来ていただきましたが、あまりにフツーの書斎だったので拍子抜けされたかもしれません。1時間程お話しした後、奈良公園に糞虫を見に行ったのですが、ネグロマグソコガネ(Aphodius pallidiligonis)とチャグロマグソコガネ(Aphodius isaburoi)しか見つけられず日没終了(写真1枚目)。昨日、下見しておいたのですが、その時はミゾムネマグソコガネ(Aphodius mizo)、マグソコガネ(Aphodius rectus)、、クロツツマグソコガネ(Saprosites japonicus)、もいたのですが、今日は運が悪いというか、採集が下手というか・・・。手にゴマ粒のような糞虫を乗せた写真では、掲載されても見えるかどうか・・・不安です。というより、本件自体が掲載されるかどうか、不安です。

もし掲載されたら、その新聞を郵送していただける(1月後半?)ようなので、期待半分で待つことにしました。掲載されたらこのブログで報告させていただきますので、お楽しみにー。
今日はここまで。
再見!

いやー、慌てたというか、困ったというか・・・。もちろん嬉しかったのですが、正直言ってこのブログにはウソや偽りはありませんが糞虫に詳しい方から見ると突っ込みどころ満載ですし、「糞虫館を設立!」なんて勇ましいこと言ってますが、糞虫の標本だってじつは10箱くらいしか持ってないんです。ダイコクコガネ(Copris ochus)もツノコガネ(Liatongus minutus)も採ったことがないし標本ももちろんありません。
コレクターではないので、と事前にお伝えして家に来ていただきましたが、あまりにフツーの書斎だったので拍子抜けされたかもしれません。1時間程お話しした後、奈良公園に糞虫を見に行ったのですが、ネグロマグソコガネ(Aphodius pallidiligonis)とチャグロマグソコガネ(Aphodius isaburoi)しか見つけられず日没終了(写真1枚目)。昨日、下見しておいたのですが、その時はミゾムネマグソコガネ(Aphodius mizo)、マグソコガネ(Aphodius rectus)、、クロツツマグソコガネ(Saprosites japonicus)、もいたのですが、今日は運が悪いというか、採集が下手というか・・・。手にゴマ粒のような糞虫を乗せた写真では、掲載されても見えるかどうか・・・不安です。というより、本件自体が掲載されるかどうか、不安です。

もし掲載されたら、その新聞を郵送していただける(1月後半?)ようなので、期待半分で待つことにしました。掲載されたらこのブログで報告させていただきますので、お楽しみにー。
今日はここまで。
再見!
コメント
コメント一覧 (6)
広報活動着々ですね
西方の宇陀郡御杖村菅野には、みつえ高原牧場があり(奈良県畜産技術センターの第二試験場があります)、現在、牛が放牧されていないとしても、付近の林内には猿・鹿(それに最近ではカモシカも)が生息し、チャグロマグソコガネ・コツヤマグソコガネ・マルツヤマグソコガネなどが記録されているようです。ツノコガネは、林内の鹿糞にもきますから、生息していることと推察されます。
ツノコガネを続けます。信州の何箇所や大分県黒岳などでは、草原牧場に隣接する林間放牧地の林内に入りこんだ牛にしたがって、林内にもツノコガネがいます。
いっぽう、私が調べている広島県では、往時農耕牛がいた田園地帯から離れた山の林内にも、ツノコガネが見らる所を2箇所確認しています。ここでは自然では鹿で見られます(牛糞トラップにも来ます)が、もともと野生鹿に依存してきたと考えられます。ただし、高原の牛放牧場と比較しますと、生息密度は低いようです。
奈良公園の周辺でも滝坂の道(柳生街道)の入口辺りには今も田んぼが残り、昭和30年代頃までは農家が牛を飼っていたと思われます。が、奈良公園に通って観察した昭和54年前後の3年間、鹿糞から一頭のツノコガネも見つけることができませんでした。種類間の競争の影響かもしれません。今後は、奈良公園周辺まで観察範囲を広げてみようと思います。