昨日今日といいお天気が続き、奈良の開花宣言目前の今日、朝からガッツリ奈良公園で観察してまいりました。1週間ほど前のブログに、「なかなかオビモンマグソコガネにお目にかかれない」ようなことを書いたのですが、私の探し方が悪かったようです。すいません。
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 まずはオビモンマグソコガネAphodius okadai(写真1枚目)。いるところへ行けば、35年前とあまり変わりなく見つけられました。もちろん、ネグロマグソコガネAphodius pallidiligonisやチャグロマグソコガネAphodius isaburoi(写真2枚目)、ミゾムネマグソコガネAphodius mizoに比べるとかなり少ないことも変わりありません。しっとりとしたアセビの林の中では、この春初のニッコウコエンマコガネCaccobius nikkoensisも確認できました(2頭)。
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 次はマグソコガネAphodius rectus(写真3枚目)。いつのころからか奈良公園で普通に見られるようになっており、今年も出会えました。「冬に個体数を増す」のですが、この冬は私の活動が不活発だったので久しぶりでしたが、やはり開けた明るい芝地のシカ糞で観察されました。今回は冬の主役のネグロマグソコガネと一緒に見つかりました。
 道端のイヌ糞からは、セマダラマグソコガネAphodius nigrotessellatus。イヌ糞があまり好きではない私ではありますが、セマダラマグソコガネに会うためにまだ新しい大きなモノを頑張ってひっくり返すと、2頭確認できました。古いやや干乾びたようなイヌ糞からはこの春初のクロマルエンマコガネOnthophagus aterが7頭。うち2頭が交尾中でした。春ですねー。

 桜が咲くころの奈良公園は、冬と春の糞虫達が入り乱れてたくさんの種類を観察することができるので、本当に楽しいです。これからヒメコマグソコガネやクロツヤマグソコガネといった出現期の短い糞虫達も出てくるので、目が離せません。クロツブマグソコガネとの39年ぶりの再会も果たさねば・・・。
 ならまち糞虫館もようやく内装工事が終わり、現在は照明やディスプレイ、レイアウトといったことを専門家と打ち合わせしながら進めています。こっちもあれこれ悩むことが多いのですが、どっちも楽みながらテキトーにやってます。やっぱ、植木等(今なら高田純次か)さんもおっしゃってますが、テキトーが一番ですよね。


もっといろいろなことがあったんですが、今日はここまで。
再見!