昨日、糞虫達が雑居している容器のシカの粒糞を取り換えようとピンセットでつまんだら、その下から糞虫の幼虫らしきものが2匹出てきました(写真1枚目)。もー、びっくりです。とりあえず、安全のためセンチコガネは別容器に移しました。
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 ここは4/1にセットして、粒糞と共にクロツヤマグソコガネ、クロマルエンマコガネ、ナガスネエンマコガネ、センチコガネを入れていたのですが、4/9に新たに粒糞2個入れるまでは地表に古くてマズそうな1粒を残すのみとなっていたのです。なので、4/9の新鮮な粒糞にセンチコガネが大喜びしたのです。4/10のブログにある通り、1粒はクロツヤマグソコガネにより粉々にされており、残されたもう一粒をどけると幼虫がいたというわけです。この2匹、いったいどこから来たのでしょう?(写真2,3枚目) 
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 体長は6~7mmありますので、セットしてすぐに産卵したとしてもすごいスピードです。しかも、いったい何を食べてここまで成長したのか? 地表にはマズそうな粒糞が1粒という状態が1週間以上続いていましたのでマグソコガネの仲間ではないと考えると、全くの推測でしかないのですが、この2匹はセット後に生まれたエンマコガネの幼虫で、親がため込んだ糞を食べながら地中にいたけれど糞が無くなり腹を空かせてうろうろしていたら新たな糞に出会えた、のではないでしょうか? あと、ナガスネエンマコガネはオスメス揃ってなかったように記憶しているので、消去法でタイトルは「クロマルエンマコガネの幼虫?」といたしました。糞虫の幼虫は成長が早い(種類によるんでしょうけど)と何かで読んだこともありますしね。まあ、最初のシカ糞に小さな幼虫がすでに潜んでいた可能性は否定できませんけど(拾ってきたシカ糞を加熱処理などせずにそのまま使ってます)。大事に育てて、うまく蛹の段階で掘り出せればいいのですが、それがいつなのか、見当もつきません。


あっ、昨日餌の塊糞と一緒にルリセンチコガネ(オス・メス)入れてしまった・・・

今日はここまで。
再見!