以前ブログで、春から飼育しているクロツヤマグソコガネの一生について簡単に紹介しました。その時の注目ポイントが、春の終わりに羽化したクロツヤマグソコガネが寝ぼけたような状態のまま夏・秋・冬という長い時間を過ごして、春に元気に活動を始めるのか?ということでした。たまたま、そのことを思い出したんで、13匹が埋まっているであろう容器を取り出し、1匹を掘り出してみました。(写真1枚目)
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 黒いツヤのある体はピクリとも動きません。しかし、ピンセットでつまんでも体はバラバラに崩れません。じっと見ていると、ゆーっくり足を動かし、体をねじり始めました。生きてるー!
容器の置き場所は室内ですが、この部屋の朝晩の気温は最近は10℃を下回ります。日中はまだ15度を超えてます。早春と同じような気温ですが、クロツヤマグソコガネは眠りから覚める様子はありません。土の中で眠っているので、日照時間の関与は考えにくい。としたら、チューリップの球根みたいに一度厳しい寒さを経験しないと、適温になっても活動を始めないのかもしれません。でも、厳しい寒さって、何℃くらいかな?外に出した方がいいかなー?悩みはつきません。でも、この飼育実験、いい感じですすんでますね(自画自賛)。

今日はここまで。
再見!