私が館長を務める「ならまち糞虫館」の弱点は、実は糞虫の数や種類が少ないこと。観察場所はほぼ毎回奈良公園周辺なので、生きたダイコクコガネやヤマトエンマコカネを見たことがありません。なので、高校生の中谷くんからダイコクコガネやヤマトエンマコガネ等を、中学生の山田くんからはコブスジコカネ等をお借りして展示しています。
今日は、昨年通ったシニア自然大学校の大先輩が来館され、淡路島で採集した漆黒のセンチコガネ(最左列の上から2つ目)を寄贈してくださいました。奈良公園でも黒いセンチコガネはフツーに見られると思ってましたが、並べて見るとその差は歴然としており、奈良公園のはどれも青味がかった黒だったのです。淡路島では多くの個体が真っ黒なのでしょうか?またひとつ、楽しみが増えました。
今日はここまで。
また明日!
今日は、昨年通ったシニア自然大学校の大先輩が来館され、淡路島で採集した漆黒のセンチコガネ(最左列の上から2つ目)を寄贈してくださいました。奈良公園でも黒いセンチコガネはフツーに見られると思ってましたが、並べて見るとその差は歴然としており、奈良公園のはどれも青味がかった黒だったのです。淡路島では多くの個体が真っ黒なのでしょうか?またひとつ、楽しみが増えました。
今日はここまで。
また明日!
コメント
コメント一覧 (2)
ところで、今日の朝日新聞「ひと」欄を見ました。
春日瑠璃様 本年もよろしくお願いいたします。ならまち糞虫館に来る方から「オオセンチコガネは地域によってなぜこんなに色が違うのですか?」と聞かれ、いつも「なんででしょうねぇ、不思議ですねぇ。」という、答えにならない返事をしています。赤系、青系、緑系を決める要因は何なのか、食べ物?遺伝?環境?累代飼育できれば解明できそうですが、実際には難しそうですね。