謹賀新年 今年もよろしくお願いいたします。
 昆虫の宝庫、マレーシアに行ってまいりました。あ、もちろん家族と観光旅行です。でも、糞虫
も見ることができたので、少し紹介します。
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 エンマコガネの仲間(Onthophagus属)3種(写真1枚目)とコエンマコガネの仲間(Caccobius属)が1種観察できました。敢えて適当に日本の種類にたとえて言うと、左から「①剛毛の生えた肌荒れしたコブマルエンマコガネ♀」11mm、「②くもったツヤエンマコガネ」7mm、「③毛深い赤銅色のナガスネエンマコガネ」6mm。スイマセン、余計わからなくなりますね、いい加減な事を言うと。あと、コエンマコガネ属と思われる個体はチビコエンマコガネ♀のようにも見えたのですが、まだよくわかりません。1年前の反省を踏まえて、チビコエンマコガネかどうかしっかり調べてから書くことにいたします。
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①(写真2枚目)海岸沿いの遊歩道で午前11時頃、排泄されたばかりのサル糞に飛来したところを叩き落として1頭捕獲したほか、17時頃再度そのサル糞を観察すると、糞下の砂地5cmの穴の中で1頭発見。新鮮なシカ糞の内部及び糞下の穴からも計3頭見つかりました。5頭の前胸背のコブの形状に明確な違いは見られませんでした。全長約10~12mm程度。
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②(写真3枚目)比較的ツヤが強いものの、ツヤエンマコガネやマエガドコエンマコガネほどの強いツヤではありません。頭部の2本の横隆起があるほかには目立った特徴はなし。前種と同様に、シカ糞、サル糞で観察されましたが、確認できた3個体とも地中には潜っておらず、糞の中や下で見つかりました。いずれも全長7mm前後。

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③(写真4枚目)赤銅色で頭、胸、腹とも多くの毛が生えており、前翅の基部に黄土色の斑紋があります。熱帯雨林のトレッキングコース途中の草食性獣糞の中から多数観察することができました。全長はほぼ6mm前後。

 大きめの深い穴もあったので、シャベルくらい持って行ってたら、もう少し大物に出会えたかも・・・。スイスの山岳地帯でも4種類ほどのマグソコガネの仲間しか見つけることができませんでしたが、観光目的と言いながらも昆虫天国のマレーシアで4種類というのはどうなんでしょう。チョウやトンボは結構見つけて写真に撮ったりしたんですけどねー。

今日はここまで。
また明日!