昨年の夏も豊田市のサマースクールで「虫捕り王座決定戦」をしたり(写真1枚目)、奈良市内の佐保台小学校の放課後スクールで糞虫のお話&スライドしたり、小学生向けの活動は可能な限り対応しているのですが、昨年10月に奈良女子大学附属小学校の先生が郊外学習で生徒を連れていらっしゃいました
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 見学して終わりと思っていたら、何が子供たちの琴線に触れたのかわかりませんが、その後自分たちで糞虫観察会を企画・実行、さらに「糞虫館に行こう!」プロジェクトが立ち上がり、駅前で自作のチラシを通行人に配ったり(役所で許可を取ったらしい・・・)、全校生徒の前で糞虫館設立劇を上演したり(もちろん自作自演)、昼食時には糞虫の歌が校内放送で流れたとか。おー、マイ ガッ!  さらに、今度は新聞を出して世界に発信、という動きもあるらしい・・・(たぶん、日本語でしょうけど)。恐るべし、今どきの子供達です。先日2回目の来訪を受け、今回は生徒さんたちからインタビューを受けたのですが、よく練られた質問なのでこちらも全力で答えざるを得ず、やや子供には難しい説明までしてしまったかも、なんて少し反省しています(写真2,3枚目)。それにしても、「ふんちゅー、ふんちゅー!」と口にする子供たちを親は一体どー思ってるんでしょうーね?
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 これだけならまだ大した影響は無いと思うんですが、実は県内(宇陀)の教頭先生の一団が郊外研修で糞虫館に来たんですよ。私はせいぜい環境や生態系と絡めてお話しするぐらいしかできなかったのですが、助っ人として上記の担任の先生にもお話を少ししていただいたところ大いに盛り上がり、1時間の滞在予定を大幅に過ぎるまで意見交換等をしてらっしゃいました(写真4枚目)。
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 今度の公開授業(?)でも糞虫を取り入れた授業をするようですから、もしかしたら奈良県の小学生の間で糞虫がインフルエンザを凌駕する勢いで大流行するかもしれません。楽しみです。私は、教頭先生の夕食のスケジュールが気になってしょうがなかったんですけど。ごはん、ちゃんと食べられたのかなー。

今日はここまで。
また明日!