奈良公園は多様な環境が1000年以上もの間保たれており、神鹿としてシカが保護されてきたため、多種多様な糞虫達が生息しています。まさに糞虫の聖地。奈良の学校では、特色のある「環境に優しい」糞虫を学習に取り入れるケースが散見されるようになりました。そのパイオニアは言うまでもなく奈良女子大学附属小学校で、これまで糞虫館の見学会、チラシの製作と配布、自主糞虫野外観察会、糞虫館の館長インタビュー会などをやってきました。そして今回は遂に糞虫新聞の製作と配布(写真1,2)を敢行。
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 「糞虫館に行こう!」のチラシ配布の時は近鉄奈良駅で行き交う人に手渡しましたが、この新聞は2/8,9の学習研究発表会(全国からヤル気のある先生が集まるらしい)に参加する先生方に制作した子どもたち自らが校門で手渡ししたとのこと。多い子は100枚以上配ったとのことで、脱帽です。(写真3)
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 このプロジェクトを指導した先生は、昨日の発表会で糞虫を通した学習研究を1時間にわたり発表しているので、全国の小学校で参考にしてもらえたらなぁと思っています。

今日はここまで。
また明日!