1ヶ月ほど前、マグソコガネの仲間の幼虫と共に卵の殻と思われるものが見つかりました。野外から持ち帰った糞の中から見つけたものだったので、それ以上のことはわからなかったのですが、今度はセマダラマグソコガネ等を飼育している容器の糞塊の中から、こんなものが出てきました(写真1、2,3枚目)。



卵は非常にみずみずしく、産み落とされたばかりのように見えます。容器の中には、セマダラマグソコガネ、ネグロマグソコガネのほかチャグロマグソコガネも少し入っています。どれが産んだのかはわかりませんし、そもそも糞虫の卵かどうかも自信がありませんが、飼い始めて2週間ほどたっているので、採取した糞の中に始めからあったとは考えにくいと思います。糞も土も粉々にして確認はしてませんが、糞虫以外に目立った生き物はいないと思われます。糞虫の様子は、イヌ糞好きのセマダラマグソコガネはやはりシカ糞はお好みではないらしく、糞に潜り込まずに歩き回っていることが多いです。ネグロマグソコガネは幸せそうに暮らしてますが、身体に対して卵が大きすぎるような・・・。そもそも、クロツヤマグソコガネだと産卵前にあちこちで交尾をしていましたが、こいつらは交尾をしている姿がまだ1組も観察できてません。あちこち掘り返してみましたが、同じような卵も見つかりません。
んー、たぶん違うんでしょーねー。あまりムシっぽくない卵ですもんね。あまり期待せずに観察を続けます。
今日はここまで。
再見!



卵は非常にみずみずしく、産み落とされたばかりのように見えます。容器の中には、セマダラマグソコガネ、ネグロマグソコガネのほかチャグロマグソコガネも少し入っています。どれが産んだのかはわかりませんし、そもそも糞虫の卵かどうかも自信がありませんが、飼い始めて2週間ほどたっているので、採取した糞の中に始めからあったとは考えにくいと思います。糞も土も粉々にして確認はしてませんが、糞虫以外に目立った生き物はいないと思われます。糞虫の様子は、イヌ糞好きのセマダラマグソコガネはやはりシカ糞はお好みではないらしく、糞に潜り込まずに歩き回っていることが多いです。ネグロマグソコガネは幸せそうに暮らしてますが、身体に対して卵が大きすぎるような・・・。そもそも、クロツヤマグソコガネだと産卵前にあちこちで交尾をしていましたが、こいつらは交尾をしている姿がまだ1組も観察できてません。あちこち掘り返してみましたが、同じような卵も見つかりません。
んー、たぶん違うんでしょーねー。あまりムシっぽくない卵ですもんね。あまり期待せずに観察を続けます。
今日はここまで。
再見!
コメント
コメント一覧 (2)
それによりますと、卵巣小管数はネグロマグソコガネ4対、チャグロマグソコガネ4、ミゾムネマグソコガネ4、オビモンマグソコガネ5、アマミセマダラマグソコガネ5でした。前述のように、1匹か2匹ですから、個体によってはこれより多いものもあるかもしれません。成熟あるいはそれに近い卵子は各小管の出口に1個ずつありますが、そのサイズ(長径)は、ネグロ0.70~0.75(mm)、チャグロ0.83~0.85、ミゾムネ0.75~0.77、オビモン0.85~0.92、アマミセマダラ1.06~1.10でした。
今回の写真は、フン虫かどうか何の卵か判りませんが、数個(何個でしょうか)まとまっていますので産卵状況が想定され、興味があります。