『フンコロ昆虫記』の執筆陣や『日本産コガネムシ上科図説(食糞群)』の監修をするような糞虫にとても詳しい人たちが数多く在籍しているコガネムシ研究会(http://www.kogane.jp/)。縁あって1年ほど前に入会したのですが、年に一度総会の後に懇親会があって、ベテランの方が我々シロウトや若手に標本や採集道具、資料等を分けてくれるのです。その時に、なんと「オオチャイロハナムグリ」の幼虫10匹をいただきました。日本国内のハナムグリとしては最大種で、木の洞に住み、なかなか採集できないオオチャイロハナムグリ。「オスの成虫はいい香りがすることでも有名」と判で押したように紹介されているので知ってはいますが、実際に嗅いでみたいと思い、1年余り大切に飼っていました(実際はほとんど放置)。
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で、先週、プラケースからギーギー音がするので覗いてみると、2匹羽化してました!でも1頭はすでに死亡。さらに蛹室が2つ出てきたので、そっと割ってみましたが、カビの塊が出てきました。別のプラケースからも3つ蛹室を掘り出しましたが、中はすべてカビの塊でした。あと3匹いるはずですが、その日はそれ以上掘り出す気力がありませんでした。すでに1勝6敗で負け越し決定。ケースは分けてますが、置き場所は同じなので、残りの3匹も絶望的です。オオチャイロハナムグリは採集は難しいけど、飼育・繁殖は簡単!と聞いてたんですが・・・。蛹にまでなっているのに、本当にかわいそうな事をしました。でもどうしたらよかったのか?温度なのか、湿度に問題があったのか、原因を突き止めて次回に活かしたいと思います。ちなみに無事に羽化した1匹はメスでした。

今日はここまで。
また明日!