センチコガネやオオセンチコガネを掴むと、鳴くことはよく知られています。”鳴く”といっても、捕まって興奮した時に逃げようと暴れながら、腹をひくつかせて出すシュコシュコ音のことです。メスを巡ってオス同士が争う時にも威嚇しているのか同じ音を出します。私は生きたコブスジコガネを最近まで観察したことが無かったので知らなかったのですが、ヒメコブスジコガネやコブナシコブスジコガネも鳴くんですね。オオセンチコガネの出す音とは違いますが、おそらく同じように腹をひくつかせて出している音であることには違いはないでしょう。
 

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ところがオオコブスジコガネはコオロギかキリギリスみたいに鳴きます。クシュクシュクシュ・・・・みたいな(うーん、違うな)、小箱に小石を入れて小刻みに揺するみたいな不思議な音です。いつも物陰から聞こえるので鳴いている姿は見たことがありません。昨日は砂に掘った穴の中から聞こえてきました。大変小さな鳴き声ですし、仮に聞こえたとしても、まさかオオコブスジコガネとは誰も思わないでしょう。それにしても、いったい何のために鳴いているのでしょう?もし、鳴くのはオスだけで、メスを海岸の巣穴に呼び寄せるために鳴いているのであれば、なかなかロマンチックな虫ではありませんか!なんとか鳴いているところを見てみたいものです。

今日はここまで。
また明日!