昨日は羽化したばかりで白く神々しい姿をしていましたが、今日はどうなっているでしょうか?まだ色が若干薄めで赤茶色っぽかったりしますが(写真1,2枚目)、羽もきれいに伸びており、現在のところ容器内の温度や湿度に問題はなさそうです。まだ蛹や前蛹が10匹ほど容器の底でうごめいているので、7月はうまくいくとお誕生(羽化)ラッシュになるかもしれません。
P6260018-1
P6260011-1

 それにしても新成虫、きれいですねー。特にコブスジコガネの仲間は身体の表面に汚れが付きやすいのか、拡大写真を撮る時などはクリーニングに結構苦労します。
P6260028-1

 容器のフレークを少し掘ってみると、なんと1令幼虫が見つかりました。恐らく奈良で産卵した卵から孵化したものでしょう。コブナシコブスジコガネの出現期は5~9月ですから、時間的にはコイツも親になることは可能と思われます。新成虫は10月以降はどのように過ごすのでしょうか?昨年羽化した成虫もそのまま新成虫と一緒に冬を越すのでしょうか?答えは、来年発表いたしますっ!

今日はここまで。
また明日!