昨日のタガメの産卵のブログ記事がちょうど400回目、ブログをはじめ1327日目だそうです。夏休みの絵日記もまともに書けなかった私がなぜこんなに続けられるのかわかりませんが、続けようと思って続けているわけでもなく、毎日のように書きたいことが起き、誰かに知らせたいことがあるので、結果的に続いているって感じです。これからもよろしくお願いいたします。
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 今日はちょっとビッグニュースです。糞虫館で4月の終わりから飼育しているタマオシコガネ(Scarebaeus typhon?)の卵を観察することができました(写真1、2枚目)。先月6/26に糞玉(洋ナシ型)を割って幼虫が大きく育っているのを確認しましたが、7/13に新たに掘り出した3つの糞玉の一つを割って見ると大きな卵がひとつ見つかりました。タマオシコガネは大きな卵を産むと知ってはいましたが、目の当たりにすると「えっ!? このデカいのが卵?」という感じで、本当に驚きました。長めの米俵型で長径は8mm以上(!)あります(写真3枚目:オオセンチコガネのラベルが7mm☓14mm)。カブトムシの卵も産卵直後は1.5mmぐらいですが、孵化直前は3mmぐらいに膨らむので、もしかしたらこのタマオシコガネの卵は、産卵後かなり時間が経過して大きくなっているのかもしれません。
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 6/3、6/7に続いて、6/28に2回目の糞玉の掘り出しをおこなっていること、水槽には毎週末、新鮮なシカ糞を投入していることから、6/29、30に作って埋めた糞玉に産卵したと考えるのが、地下での親虫の作業時間を考慮すると妥当だと考えています。いつ頃、どのように孵化するのか、その孵化の瞬間を観察する千載一遇のチャンスが目の前にあるのですが、糞玉を割ったまま卵を外気にさらしておくと、乾燥や温度、光など様々な刺激がありすぎで死なせてしまう恐れがあります。なので、10分ぐらいで写真を撮ったり大きさを計ったりして、また割った糞玉を貼り合わせておきました。ネットを被せてコバエ対策も施してあります。次はいつ頃割ってみるのがいいか、どなたかアドバイスいただけるとありがたいのですが・・・。
 これまで糞玉を割って中を確認したのは4個。幼虫(2令?)1玉、卵1玉、死亡2玉なので、2勝2敗。未確認の糞玉はまだ6個あります。

今日はここまで。
また明日!