糞が縁でつながった大阪の友人から、大阪南港でアフリカの糞虫が売られていると教えられ、行って即買っちゃいました。4月に買ったのとは明らかに違う種類で、より手が長い種類とより小型の2種。今までは同一種だからか、地中で他の糞玉と遭遇してもそれを食べたり壊したりする例はなかったのですが、今回糞玉を掘り出すと3日前まであった糞玉(洋ナシ型)の一つがほとんど原形をとどめないほど破壊されており、もう一つは半分まで喰い破られて幼虫が半分土に埋まっていたりしてました(写真1枚目)。
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 自然界では、地中で他の糞玉と出会うなんてことは確率的にはほとんどあり得ないのでしょうが、この破壊行為はちょっとショックでした。埋まりかけていた幼虫はケガをしており、別の糞玉をくっつけて糞玉の中に戻してやったものの、たぶんダメでしょう。大きく育っていたのですが・・・。本で見ていたので知ってはいましたが、背中のコブが本当に大きく発達しています(写真2枚目)。このコブで糞玉の中で体の位置を安定させるとともに、ここに糞をため込んでいるらしいです。蛹になると全身が白く透けるような体色になるので、前蛹の時にまとめて排泄し蛹室を補強するのに利用するのでしょう。
 なかなか思うようにいかないものですねー。保護している糞玉の中で無事に幼虫が育っていることを祈るばかりです。

今日はここまで。
また明日!