昨日の続きです。昨日のブログの幼虫の写真の中に、大きくて黄白色の個体がいます。こういった奴らは数日の内にあまり動かなくなり、蛹になる準備を始めるのです。で、実際に蛹も見つかりました。(写真1.2,3)
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 日本各地の生息地で絶滅が危惧されている最希少種オオコブスジコガネを飼育する機会に恵まれ、しかもその幼虫と蛹を一度に見れるなんて、一年前までは夢にも思ってませんでした。長い日本の糞虫研究の歴史を遡っても、オオコブスジコガネの生きた幼虫や蛹を実際に見たことがあるという日本人は、そう多くはないと思います。まぁ「見たい!」と言う人もそう多くはないと思いますけどね。

今日はここまで。
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