夏の間、たくさんの来館者の目の前でシカの糞を丸めてコロコロと転がしてくれたアフリカのフンコロガシ。糞玉作りを観察できただけでなく、大きな卵や幼虫まで実際に見ることができで本当に楽しかったです。秋の深まりとともに動きが鈍くなり、5匹が次々に地表で息絶えていったので、標本にしました。あと5匹いるはずなので、赤外線ランプで少し保温し、やや乾燥気味の状態を保っていました。ただ、部屋の最低気温は5℃近くまで下がることもあり、赤外線ランプ程度では越冬はムリだろうと思っていたのです。ところが今日、来期に向けて飼育水槽をセットしなおそうと土を掘り返したところ次々にタマオシコガネが姿をみせ、ランプ照射で20℃くらいまで上げてやると5匹とも元気に動き出しました!(写真1,2枚目)
とはいうものの、コイツらは昨年7月7日の大阪ㇾプタイルで購入(写真3枚目)した個体で、毎週糞玉を転がしては取り合いをしてバキバキと喧嘩をしていたので手負いの個体が多く、春まで生きているのか、春になって気温が上がってきたときにまた糞玉を転がすのか、予断を許しません。アフリカの自然状態では雨期の間に子孫を残し、親は乾期に死に絶えると思っていたので、今回5匹とも生きていたことに驚いています。
この後、しっかり保温した環境で飼育して活動を再開させるべきなのか、再び埋め戻して春を待つべきなのか、どっちがいいんでしょう? いずれにしてもあと半年生きて無事7月を迎えることができれば、フンコロガシの成虫は1年以上生きる可能性がある、と言えそうです。
今日はここまで。
また明日!
とはいうものの、コイツらは昨年7月7日の大阪ㇾプタイルで購入(写真3枚目)した個体で、毎週糞玉を転がしては取り合いをしてバキバキと喧嘩をしていたので手負いの個体が多く、春まで生きているのか、春になって気温が上がってきたときにまた糞玉を転がすのか、予断を許しません。アフリカの自然状態では雨期の間に子孫を残し、親は乾期に死に絶えると思っていたので、今回5匹とも生きていたことに驚いています。
この後、しっかり保温した環境で飼育して活動を再開させるべきなのか、再び埋め戻して春を待つべきなのか、どっちがいいんでしょう? いずれにしてもあと半年生きて無事7月を迎えることができれば、フンコロガシの成虫は1年以上生きる可能性がある、と言えそうです。
今日はここまで。
また明日!
コメント