ダイコクコガネの飼育容器から7/15に見つかった3個の糞玉。親と思われるゴホンダイコクコガネのオス・メスと一緒に埋め戻しましたが、これが大失敗。すでに糞玉の世話モードに入っていたメスは育児室の再建は行わず、糞玉の養育を放棄。オスも育児に関与することもなく衰弱してきました。
 掘り返した糞玉は、一つは地中で他の糞虫(ナガスネエンマコガネ)に食い荒らされたようで大きく破損、一つは原形をとどめるものの中の幼虫が脱出したかのような大きな穴が。そして一つだけ残った無傷の糞玉を崩し始めたのですが、スカラベ(タマオシコガネ)の糞玉と違って上下も分からず、万が一卵や幼虫がいて傷つけてはいけないと思って、慎重に作業を進めましたが、半分ほど崩しても黒い土のような糞ばかり。あー、やっぱりダメかと思って真っ二つに割ると白いものが・・・。幼虫、いました。(写真1枚目)
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 エンマコガネの幼虫のように異様に尖がったコブは見当たらず、背中からお尻まで全体的に盛り上がってるかな?という程度に見えました(写真2枚目 左はナガスネエンマコガネ(?)の幼虫)。頭が大きく、体も明らかに太いので、細身のエンマコガネやマグソコガネ、コブスジコガネの幼虫とは見分けられる気がします。
 先日、ブログに頂いたコメントのように、本当は糞玉を見つけた時点ですぐに取り出して、植木鉢など真っ暗な環境に糞玉とメス親を置けば、地下室での養育を続けさせることができたのかも知れません。
 
今日はここまで。
週末に糞虫館で会いましょう!