林の中で冬の糞虫たちに混ざってこのヌバタママグソコガネが見つかるようになると、春の訪れを感じます。昨年もほぼ同じ時期に「ヌバタママグソコガネ、出てます」とブログに書いてます。今年は、イヌ糞からですが、すでに3/9にクロツヤマグソコガネとクロマルエンマコガネを観察してますので、奈良公園の早春の糞虫は出そろった感じです。オマケでクロツツマグソコガネも1匹見つかりましたが、クロツツマグソコガネやヒメツツマグソコガネは一年を通して成虫の姿が見られるので、コイツらには全く季節は感じません。
 この冬は観察にあまり行かなかったせいか、オビモンマグソコガネをまだ見ていないのが気になりますが、すでに気持ちは4月以降のクロツブマグソコガネ、ヒメコマグソコガネ、マルツヤマグソコガネに行っちゃってます。コイツらは数が少ないうえに出現期間が限られているので、うっかりするとまた1年待たないと会うことができないので。その他、昨年初めてトライして予想もしなかった大きな成果を上げたFITも4月頃から仕掛けたいし。オオセンチコガネやゴホンダイコクの飼育・繁殖もやりたいし。なーんて考えるだけで楽しくなってきます。まあ、実際は考えることの半分もできませんけどね。でも、20個考えて10個やる方が10個考えて10個やるよりイイんじゃないかなー。だって、たくさん考えるだけたくさん楽しめますからね!

今日はここまで。
週末に糞虫館で会いましょう!