3ヶ月以上も前(4/7)にこのブログに掲載したアカマダラエンマコガネの卵塊ではないかと言っていた卵から孵化した幼虫はスクスクと成長し、20匹程が蛹になり、無事に残念ながらクロツヤマグソコガネが羽化してきました。一時期白っぽいのと黒っぽいのと2タイプの幼虫がいたので僅かな希望は捨てずにいたのですが、やはりコブの無い幼虫はエンマコガネではなかったということです。でも今回の飼育は非常に緊張感をもって観察したので、クロツヤマグソコガネの生態をより詳しく知ることができ、また貴重な写真として残すことができました。結果はともかく、このワクワク感はたまりません。今回のクロツヤマグソコガネに関する私的新発見は以下の通り。

①クロツヤマグソコガネは7~10個程度の卵をまとめて産む。
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➁1匹のメスは少なくとも20~30個の卵を産む。
③卵(4/9)から蛹(5/2)になるまで3週間余り。
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④蛹の期間は約2週間。
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⑤羽化後も蛹室内に留まることが多いが、地表や浅い場所で羽化すると地下の安全な場所に移動する。
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今日はここまで。
今週末は神保町で会いましょう!