東京メトロ日比谷線「六本木」駅から徒歩5分に位置する東京ミッドタウンにあるデザイン施設、21_21DESIGN SIGHTで、『ゴミうんち展』が開催されています。チラシには展覧会ディレクターである佐藤卓 氏のメッセージが。「現代の「ゴミ」や「うんち」という概念は、なぜ生まれたのか。「循環」が難しいテーマであることは重々承知の上で、何ができるのかを探っている。難しいテーマをいかに面白くできるか。そこにもデザインが試される。」 
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 この企画展では身の回りから宇宙までを見渡して様々な「ゴミうんち」を扱っており、そしてゴミうんちを含む地球規模の複雑に絡み合う世界の循環を「pooploop」と捉えています。うんちのあるところには糞虫あり。糞虫といえば「ならまち糞虫館」。循環をテーマにした壮大なスケールの企画展に、実は糞虫館もちょこっと顔をのぞかせています。この企画展ではフンコロガシが紹介されていて、そこに糞虫館秘蔵のスカラベ・サクレ(Scarabaeus sacer)の育児球(糞玉)が展示されているのです!
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 糞虫館に来たことのある方は、この糞玉をご覧になった方も多いと思いますが、規模もテーマも糞虫館とは桁違いなので、よーく探さないと見過ごしてしまうかもしれません。というか、糞玉を見過ごしてしまうほど盛り沢山で奥深い展示内容なのですよ。webサイトがありますので、そちらをぜひご覧ください。

 21_21DESIGN SIGHT 企画展「ゴミうんち展」 開催概要 ➡ こちら

 美術手帖 「ゴミうんち展」 開幕レポート ➡ こちら

今日はここまで。
週末は糞虫館で会いましょう!
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