H28.5.22、大台ヶ原の西側一帯を散策してきました。大台ヶ原最高地点の日出ヵ岳は1695mもあり、奈良市内の気温が30度近くまで上昇したこの日も原生林の中はたぶん20度を少し超えるくらいまでしか上がらず、快晴にもかかわらず汗もかかないほどでした。
 標高が高いからか、ここにはエゾハルゼミが多数生息しており、数日前から鳴き出したとのこと。近くで見ることはできませんでしたが、その鳴き声と抜け殻をあちこちで沢山確認することができました。
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 糞虫館の館長としては、ビジターセンターのパンフレットにエゾハルゼミと共に写真入りで紹介されているオオセンチコガネの生きた姿を見ずには帰れないところでしたが、運よく食事中1、歩行中1、死骸1、残骸(一部)1を確認できました。
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 獣糞とは4回遭遇しましたが、いずれも中型の雑食動物(アナグマ?)のもので状態も悪くなかったのですが、エンマコガネやマグソコガネは見当たらず、食痕もありませんでした。奈良公園では春夏秋冬いつでも糞虫達に出会えますが、自然保護の行き届いた大台ヶ原(西大台)でこの時期越冬個体と思われるオオセンチコガネ以外は1匹の糞虫も確認できなかったという事実は、私には意外な新発見でした。
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 (獣糞の代わりに美しい大台ヶ原の写真を掲載)