むしむしブログ

カテゴリ: 虫の話題

糞虫館の2Fはセミナールームに使っていますが、空いていることが多いので、貸会議室として貸し出しています。これまで結構いろんな事に使われましたが、今月いっぱい2Fでは芸術家3名(高木智広氏、玉野大介氏、櫻井結祈子氏)による「蟲魂」展をやっています。2/14までやってる奈良市西寺林にあるギャラリー勇斎での「奇魂」展がメインなんですけどね。糞虫館とあわせてお楽しみ下さい。
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今日はここまで。
また明日!

 糞虫館にはノートが置いてあって、感想やメッセージを自由に書いていただいています。糞虫の絵を書いていかれる方もいらっしゃいます。先日は絵が同封されたお手紙を2通続けていただきました。1通はルリセンチコガネのきれいな死骸を届けてくれたので標本にしてあげた小学生から阿修羅像、もう1通が10年ほど前に描かれたという思い出のルリセンチコガネ。
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 たかが糞虫、されど糞虫。多くはないけれど、糞虫と不思議な縁で繋がっている人というのは間違いなく存在するようです。糞虫館がそんな人達が集う場所になりつつあるのかな、と感じています。

今日はここまで。
また明日!

 下の写真は、8/24に岐阜県からわざわざならまち糞虫館に来てくれた小学生が拾ってきたオオセンチコガネ。手足がきれいに残っていたので、その場で展足して今月から「糞虫大好き少年の標本箱」に展示しました。お隣には、糞虫館オープン時からの常連さん yamada 君のラベルが見えますね。
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 最近は、子供が虫を見つけても「見るだけにしようね」「標本にするなんて可哀そう」と考える親が多いように感じます。確かに目の前の生き物の命を考えた時、この言葉を発する親の気持ちは理解できます。でも、目の前の一匹を犠牲にすることで、その子が将来100万匹の虫の命を救う人になる可能性の芽を摘んでいることを認識すべきです。子供が虫に関心を示したその瞬間、親はどのように対応すべきか?「正解」なんてありませんが、私は子供がちょっとした関心・興味を示した時、それを最大限引き出して大きく発展・深化させてあげてほしいなあと思っています。
 多くの虫は短命で、死ぬとアリに食われたりして跡形もなくなりますが、標本にすることで50年でも100年でも信頼度の高い記録として残すことが可能です。その記録がどんな価値を持つことになるのかは、標本作成時には知る由もありませんが、過去の記録を遡って作ることはできないことを思えばその意義を理解できると思います。まあ、同じ日に同じ場所で同じ虫を何十匹も捕まえている光景は、感情的にはちょっとどうかなと思いますけどね。
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 カブトムシやカナブン、糞虫などの甲虫は、冷凍庫で眠らせて殺したあと、手足の位置を整えて乾燥させるだけで綺麗な標本が完成するのですが、子供だけでなく親世代の方から「何か注射をするんですよね?」「内臓とかはどうするんですか?」といった質問をしばしば受けます。嘆いていてもしょうがないので、来年は糞虫館で「糞虫標本の作り方講座」なんてやってみようかな。

今日はここまで。
また明日!

 東京のタガメ博士の指導を受けながら繁殖に挑戦していたタガメ。無事に越冬させて、ついに産卵まで漕ぎ着けました。指折り数えて10日、シマシマ卵の上部の蓋がパカッと開いて、黄白色の幼虫の顔がいくつも見えてました。蓋が閉まっている卵も黒い目玉が殻越しに透けて見えていました。でも、出て来なかったのです。やがて、どこからともなく現れたダニに喰われてしまいました。
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 タガメ博士に報告すると、卵が乾燥して硬くなっていて幼虫が出てこれず、力尽きて死んだのでは?とのこと。死んで腐敗したのでダニが集まって来たと考えたほうが良いのではないかとの見解でした。エアコンもない部屋の中の水槽で飼っていたので、湿度が高すぎてカビるのではないかと警戒していたのですが、逆でした。9月頃まで何度か産卵するので、まだチャンスはあるとのこと。親虫の体力回復を待って、再度トライします。

今日はここまで。
続きは糞虫館で!

交尾を確認したのが7/9の夜。もう産むぞ、今夜こそ産むぞ、と毎晩26時過ぎまでねばりつづけて、とうとう7/12の夜9時頃から始まった産卵の一部始終を見届けました。メスは頭を下に向けて杭にガッチリしがみつき、お尻から泡を出しながら、泡の中にどんどん卵を産んでました。オスは10分も間をあけずに水中に戻り、水を身体にまとって卵やメスのお尻に給水していたように見えました。
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 卵はオスに守られて(写真1枚目)10日程で一斉に孵化するそうです。孵化率は高く、100個ほどの卵はほぼすべて孵化するようなので、これからの私の餌やりや水換えなど子育てが大変になりそうです。私が師と仰ぐタガメ博士によると、シーズン中にメスは4回ほど産卵するそうです。ということは、うちはタガメだらけになる⁉

きょうはここまで。
また明日!

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