むしむしブログ

カテゴリ: 地域活動

 昨日、奈良学園小学校から8人のグループ2組がSDGsの学習でならまち糞虫館に来てくれました! 奈良町のいろんな施設をグループごとに選択して訪問し、そこでSDGsへの理解を深める狙いのようです。滞在時間があまりとれないので、いつものようなトーク&スライドショーで熱弁をふるえなかったのですが、子供たちはペンライトや虫メガネを手に虫を興味深そうに見てました(写真1~3枚目)。小さなチビコエンマコガネのツノをしっかり見つけた子、オスメスの見分け方を質問してきた子、コメ粒サイズの冬のマグソコガネを顕微鏡で見比べていた子、みんな思い思いに糞虫を楽しんで関心を持ってくれたので、こちらとしては本当に良かったと思っています。まあ、先生方は「楽しかったねー」で終わらせるわけにはいかないのでしょうから、この後が大変なのかもしれませんが・・・。
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 糞虫は、もちろん自然環境保護や種の多様性、物質の循環等の良い題材になりますが、奈良公園の糞虫の場合はさらに観光産業など経済への影響や人と生き物の関わりを考えるときにもイメージしやすい題材になると考えています。SDGsの目標「15.陸の豊かさも守ろう」に示された9項目のターゲットに囚われることなく、今回の糞虫館訪問が次世代を担う子供が自分の頭で身近な問題として自然や環境について考えるきっかけになれば嬉しいですね。

今日はここまで。
週末、糞虫館で会いましょう!

 コロナ禍で緊急事態宣言の出た東京や大阪等は言うまでもありませんが、奈良も大変です。特に飲食店を含む観光関連産業のこの一年に及ぶ落ち込みは、もはや我慢の限界。博物館等観光施設の端くれのならまち糞虫館も、来館者の6割が県外というのがたたってか、閑散としています。「コロナ前から閑散としてたやないかい!」とツッコミが入りそうですが、今は「より一層、閑散としている」状態です。で、集客のために人気のあるカブトムシを始めました!ということではありません。
 先週来館した親子から「一昨年、カブトムシが卵を産んで昨年オス3匹とメス1匹が成虫に。それが秋にまた産卵し、学校や近所の友達に幼虫をあげたけれどまだたくさんいるので糞虫館にも献上したい」とのありがたい申し入れがあったのです!子供の頃、数えきれないほどカブトムシの幼虫を死なせてきた私からすると、お母様のフォローがあるものの小学1年生の女の子が3年続けて命を繋げて飼育を続けていること自体驚きです。実はこの子、アサリの解剖に挑戦したりカマキリに卵を産ませたり、いろいろな生き物が大好きで、結局2時間以上お話してしまいました。先日ご紹介した筑波大学の「科学の芽」賞を受賞した心乃香ちゃんにも劣らない科学の子なのかもしれませんね。そー言えば糞虫館がオープンしたての頃(2018年8月)、東京から親子で来た小学4年生の女の子もすごい子だったなあ。ぜひ当時のブログをご覧ください。(引き取ったカブトムシの幼虫は糞虫館で育ててますが、飼育してみたいという子がいたら差し上げますので、腐葉土を入れた容器を持って取りに来てください。)
 ちなみにこの女の子は、私が2019年12月に糞虫のトーク&スライドショーをしに行った済美小学校の1年生。私を小学校に呼んでくださった藤井先生、元気かな?2年生のみんなが作ってくれた『ふん虫のひみつクイズ』も好評展示中です!不思議な縁を感じます。

今日はここまで。
週末に糞虫館で会いましょう!
 

 2ヶ月ほど前から東隣の空き家が騒がしいと思っていたら、改装工事をしているらしい。先日、覆いのベニヤ板の一部外されていたので覗いてみると・・・おおーーーっ!!!
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 こんな人気のない路地の奥なのに、観音開きの大きなドア、20畳以上はありそうな大きな部屋、壁一面の大きな一枚ガラス、白く光る大理石(のような)床、白い壁に黒い梁と柱。ブティックかヘアサロン、もしかしたら流行りのスイーツショップ?とにかく、何かのお店っぽいですね。ちょっと糞虫館に似ている気がしますけど。奈良公園や糞虫館でたっぷり糞虫を堪能して、疲れたらここでお茶しながら休憩できれたらいいな。ついでに、足元でフンコロガシが糞玉を転がしてたら、楽しいだろうな。
 夢(=妄想)は果てしなく続く・・・

今日はここまで。
今週末、糞虫館で会いましょう!

 奈良の人以外は「帯解」をちゃんと読める人は少ないのでは?正解は「おびとけ」で、地名です。2月6日に帯解放課後子ども教室の子供たちがならまち糞虫館に来てくれました。団体さんは平日や土日の午前に特別対応することが多いのですが、通常の開館時間での見学だったので「密」をちょっと心配していました。でも何も言わなくても7,8人のグループに分けて来館してくださり、入口の消毒液の使用を子供に徹底するなど、ずいぶん気を使ってらっしゃいました。時間調整のときも2Fでみんなおとなしく虫の本を読んで静かに過ごしていました。博物館などの施設は、たくさんの子供たちに来てほしいと思いつつも、コロナの拡大いかに防ぐかという難しい課題を課せられています。なので、本当に感心したし、ありがたく思いました。 
 糞虫館の2020年の入場者数は、コロナの感染拡大の影響で、結局前の年の約半分にとどまりました。講演会や観察会の延期やキャンセル、規模縮小など、本当に残念です。2021年も非常事態宣言で出ばなをくじかれました。ただ上半期は、この帯解放課後子ども教室を皮切りに3月以降公民館や旅行社から少しづつオファーが入ってます。籠って防ぐステージからwithコロナという次のステージに代わりつつあるのを感じます。糞虫を映像で2次元化してしまうと元も子もないのですが、私の解説や入館料の授受に関しては、ステージに応じて「非対面化」や「非接触化」へと変えていくことが必要なのでしょう。
 本日(2/7)の来館者数は5名。ならまち糞虫館には、少なくとも「密」の問題はなさそうですね(苦笑)。

今日はここまで。
週末に糞虫館で会いましょう!

 飛鳥公民館の主催で先週の日曜日(10/18)、奈良公園でたっぷりと糞虫の観察会を楽しんできました。飛鳥公民館は、私が小学3年生の夏から通った飛鳥小学校に隣接した場所にあり、映画の上映会や健康サロンなどの講座やこども食堂などの自主グループが様々な活動を行っています。昨年は縁あって糞虫講座をやらせていただいたのですが、話を聞くだけより実際に探して観察したほうがオモシロい!ということで、今年は1回目は講座(写真1枚目)、2回目は野外観察と、2部構成にするお話をいただき、やってみました。
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 コロナ対策で定員を半分にしており、さらに雨で1週間延期したので運動会と重なるなどして、結局観察会に親子で参加できたのは5組。前日は夕方まで雨が降っていたので良いコンディションとは言えず、内心ドキドキしながらの開催でした。前半は明るい芝地で探しましたが、ウスイロマグソコガネとカドマルエンマコガネが数匹見つかっただけで終了(写真2枚目)。ここでオオセンチコガネが見つからないのは想定通りですが、糞虫の数が少なく「ぜんぜんみつからなーい」なんて声も。なかなか辛い時間帯です。
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 後半は、薄暗い森に入った所でポイントを説明、再び糞虫探し。するとすぐに「あ、いた!」の声が。なんと、もうメインディッシュのオオセンチコガネが見つかっちゃいました。シナリオとしては、いろいろ探して、明るいところでは見られなかった種類の地味な小型の糞虫を見つけてから、最後にルリ色に輝くオオセンチコガネが見つかる、だったんですけどね。一匹見つかるとみんなのテンションが一気に急上昇、あちこちで歓声が上がるようになりました(写真3枚目)。たくさん見つかったので、余裕をもってオス・メスの見分け方とかゴホンダイコクコガネの掘り出し方とかを伝授することができました。
 はたして謎解きになっていたかどうかは怪しいのですが、子供も大人も虫や自然をいっそう好きになってくれたことは間違いありません。

今日はここまで。
週末に糞虫館で会いましょう!

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