むしむしブログ

カテゴリ: コブスジコガネ

 今飼育しているコブナシコブスジコガネも、もとは長野の糞虫好きの方から送っていただいたのです。送られてきたタッパーでそのまま飼育を続けているとどんどん増えて、結局60匹以上の新成虫が誕生しました。ビギナーズラックって、本当にあるんですね。幼虫やさなぎの貴重な写真も撮影できて本当にラッキーでハッピーでした。ただ、8月になると夏バテしたのかあまり活動しなくなり、秋になっても活動がイマイチのまま冬がきてしまったので心配してました。暖冬のせいか途中ウロウロすることはありましたが、先月頃からようやく活発に活動するようになってきました。今ではエサの羽毛やシカの毛、エビ、金魚などをバリバリ食べています(写真1枚目)。去年悩まされたダニの発生も気にならない程度なので、ビギナーズラック・アゲインといきたいところです。
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 それにしても、オオコブスジコガネにしてもコブナシコブスジコガネにしても、私のような飼育のシロウトがプラケースに入れて飼っても繁殖するのに、野外ではめったに見ることのできない超珍しい糞虫だなんて、不思議です。彼らが安心して暮らせる場所がないからかなーなどと考えてしまいます。それとも、この虫に誰も興味がないので、本当はたくさんいるけど人の目に留まらないだけなのでしょうか? いずれにしても残念なことです。

今日はここまで。
週末に糞虫館で会いましょう!
 

 昨年、長野在住の糞虫好きの方に送っていただいた、めったに見ることができない貴重なオオコブスジコガネ。じっと越冬してましたが、3月下旬に今年初めて地上で動くのを確認、5月以降その活動が活発になり、6/27にはメスの争奪戦の末、残ったオスが交尾もしていました(写真1,2,3枚目)。メスらしきこの個体は背中の汚れが非常に少なくてキレイなので、もしかしたら今年羽化した個体かも?なんて妄想しています。
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 最近は気温も上がり雨でムシムシするせいか、夜になるとホント元気に動き回りよく食べています。去年の今頃も活発に活動してよく鳴いていて、8月初旬には蛹と大小様々なサイズの幼虫を観察していますので、たぶん今掘り返せば幼虫が見つかると思うのです。が、去年はそれで死なせてしまったので、今年はガマン。水鳥の羽毛、シカの毛、金魚、エビをたっぷり与えて、今年は殖やすことを最優先したいと思ってます。

今日はここまで。
今週末に糞虫館で会いましょう!
 
 

 昨年6月、長野の糞虫好きの方から授かった6匹のオオコブスジコガネコガネ。ビギナーズラックでいつの間にか産卵し、幼虫~まで観察することができました。幼虫は動きが活発で、普段は砂の中にいることが多いですが、夜になると穴から出て来て鳥の羽根などを穴に引きずり込んでは食べているようでした。ところが10月下旬以降、成虫が地上にあまり出てこなくなり、砂地に穴は確認できても姿を見ることはありませんでした。一度掘り起こしてざっくり捜索したところ、幼虫はおらず成虫のみ5匹確認できたのでそれ以降は触らず、鳥の羽根と金魚の死骸をたっぷり入れて、時々霧吹きで水分補給しながら静観してました。
 オオコブスジコガネは南方系で成虫も幼虫も低温には弱いと聞いていたので、冬の間も外には出さず糞虫館内のエアコンの無い場所に飼育容器を置いてました。大変貴重な種で『日本産コガネムシ上科図説(食糞群)』(監修:コガネムシ研究会)でも★5つの最稀種になっているほどなので、生存確認をしたいと何度も思いましたが、冬に掘り出すのは虫にとっては迷惑な話なので、我慢してました。
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 で、昨日。気温が20℃近くまで上がる暖かい日が続いたためでしょうか、1匹が地中から出て来て、しっかりとした動きで歩いていたのです(写真1枚目)! 羽根の隙間から穴がいくつか開いているのが見つかったので(写真2枚目)、他の奴らも無事冬を越せたのではないかと少しホッとしています。
 しかし、うちのオオコブスジコガネは8月に夏眠(?)して活動が鈍った後、再度活動した秋に繁殖行動が見られなかったのが気になります。もしかしたら、昨年の7~8月頃は採集したてで元気だったのが、飼育環境が良くないためにだんだん活動しなくなった可能性も否定できません。春以降の活動状況に注意していきたいと思います。
 でも、生きていてホントによかったです!!!

今日はここまで。
週末、糞虫館で会いましょう!
 

  先月1月は観測史上最も暖かい1月だったそうです。そのせいでしょうか、今迄は掘り出しても寝ぼけたような動きしかしなかったコブナシコブスジコガネが1匹、自力で地上に現れ、歩きまわっていました(写真1枚目)。12〜13℃という気温を虫がどう感じているのか知る由もありませんが、少しぎこちなさはあるものの元気で、30分くらいウロウロした後、写真やビデオ撮影に驚いたのか、またフレークの中に潜ってしまいました。
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この種がフクロウの巣から見つかる話は有名ですが、鳥は体温が高いですから、自然界のコブナシコブスジコガネは、冬眠などせずにフクロウの巣の中で 一年中ぬくぬくと暮らしているのかもしれません。もちろん、これは私の空想ですけどね。

きょうはここまで。
また明日!

明けましておめでとうございます。2020年元旦。今日から書かなければ、いつブログを再開できるのか。
・・・というわけで、元旦からまたブログ始めました。
 
 冬の寒さが厳しさを増すこの時期、”糞虫の聖地”である奈良公園と言えども、センチコガネやエンマコガネの類は見ることはできません。夏の終わり、ピカピカの姿で現れたルリセンチコガネの成虫も地中に潜り春まで出てきません。春から夏にかけて、ビギナーズラックでどんどん増えて楽しませてくれた糞虫館のコブナシコブスジコガネは、酷暑で夏バテしたのか活動が鈍り、秋のいい季節になってもあまり活発に活動をしないまま、冬になってしまいました。2019年の7/31時点では、前年の成虫が11匹、新成虫が64匹いましたが、いったい今何匹生存しているのか?ホントに生きているのか?確かめたいのですが、この寒い時期に掘り返すことは、虫にとっては百害あって一利なし。3月まではそっとしておくしかないと思ってました。
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 今日、1匹が地表で、もう一匹が半分埋まった状態で死んでいるのを見つけました。よく見るともう一匹。珍しい種類なのでせめて手足が残っていれば標本にしようと、軽く霧を吹いてから3匹をつまみ出して、実体顕微鏡の下に置きました。1匹は腹の部分だけでしたが、後の2匹は関節もやわらかく、符節も残っていていい状態です。コイツらは、成虫でいただいた個体なので、1年以上は成虫で生きていたことになりますが、この冬で全滅するようであれば、コブナシコブスジコガネは2年を超えて生き続けることは稀であると考えちゃいますね。
 ぶつぶつ独り言を言いながら、展足しようと再び顕微鏡を覗くと、死骸の腹だけしか視野にはありません。なんと、2匹とも生きていて、ゆっくりですが這って移動してました。悶えるようなゆっくりとした動きは、新成虫が夏から翌春までずーっと眠り続けるクロツヤマグソコガネを掘り出した時と同じ動きです。もしかしたら、この2匹は寒さが緩んだ日に地上に這い出てきたものの、また寒くなったので動かなくなったのかもしれません。2018年産の残りは計算上はあと9匹。何とか春を迎えてもらって、元気に鳥の羽根をバリバリ喰う姿をまた見せてほしいものです。

今日はここまで。
また明日!
 

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