むしむしブログ

カテゴリ: 新聞

 よくあることですが、正確なタイトルではありませんね。読売新聞の夕刊には、独自の視点で面白い場所を写真も使って〇〇の聖地として紹介する「あちこち聖地」という人気のコーナーが月2回あるのです。で、奈良公園の糞虫が取り上げられ、一緒にならまち糞虫館も紹介されたというわけです。すでに店頭から撤去されていると思いますが、昨日(3/30)の読売新聞(関西版?)の夕刊に載りました(写真1枚目)。中国、四国地方は夕刊がないので、そのうち朝刊に出るかもしれないそうです。
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 マスクで私の顔がほとんど出ていないし、カメラマンのこだわりで虫目線の奈良公園の写真だし、記者さんが実際にシカ糞をむぎゅっとしたときの感触を自然の循環に絡めてうまく表現してるし、糞虫の存在とその役割をしっかり世に伝えてくれたと喜んでいます。ホント、この記事を読むと、さっそく奈良公園に出かけて糞をほじりたくなりますよ。
 取材で奈良公園に案内したのがまだ肌寒い3月中頃で、しかも前日から雨が降っていたのでルリセンチコガネに会えなかったのですが、ぜひ自然の中でキラリと輝く「糞虫の聖地の宝石」を見つけてほしいものです。

今日はここまで。
週末、糞虫館で会いましょう!

 ならまち糞虫館も3年目に入って多少は知られるようになり、物珍しさがなくなったせいか、マスコミに取り上げられる機会も少なくなってました。そんな中、本日9/20読売新聞朝刊の地域面の「ニュースの門」のコーナーに、奈良公園の糞虫が取り上げられました。
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 生態系における糞虫の役割や地球温暖化等の環境の変化と糞虫の盛衰に触れるなど、限られた紙面の中でよく頑張って書いてくれたなぁと感心しています。まぁ内容については、ただの糞虫好きが自分の経験や見聞きしたことを基に話しているので各方面からは様々なご意見があろうかと思いますが、この記事を読んだ方に多少なりとも糞虫や糞虫の暮らす自然環境に関心を持っていただけるということで、ご容赦いただきたく。これからも、大好きな糞虫を通して、生き物の面白さ、自然の大切さを伝えていきたいと思っています。

今日はここまで。
この4連休(10:00~18:00)、糞虫館で会いましょう!

 先週末、最終的に100名を超える参加者を集めた第9回奈良公園糞虫観察会は、お天気に恵まれ、糞虫も次々に見つかり、本当に楽しい観察会となりました。この観察会は、今は亡きNPO法人奈良県青少年文化振興協会の故・宮本吉雄氏の発案で始まり、その思いを引き継いだ青山英玄氏が開催しているものですが、『ふんコロ昆虫記』や『日本産コガネムシ上科図説(食糞群)』といった糞虫好きの方必携の書の執筆や監修に携わるような方々(ほとんどの方がコガネムシ研究会に所属)が大勢応援に駆けつけ、子供たちの楽しい質問から上級者の突っ込んだ質問まで丁寧に対応されていて、とても満足度の高い観察会になっていたと思います。多くの方がお目当てのルリセンチコガネを自分で見つけることができたようで、あちこちで歓声が上がっていましたし、夜行性で穴に潜んでいるため見つけにくいゴホンダイコクコガネ(しかも立派なツノのあるオス)も終盤には見つかるなど、大変に盛り上がりようでした。
 
 私の把握している限り、見つかった糞虫は次の通り。たった2時間でこんなに多くの種類の糞虫に出会えるなんて、奈良公園はやっぱりかけがえのない「糞虫の聖地」なんですね!
オオセンチコガネ(ルリセンチコガネ)
センチコガネ
③ゴホンダイコクコガネ
④カドマルエンマコガネ
⑤クロマルエンマコガネ(フトカドエンマコガネかも)
⑥ナガスネエンマコガネ
⑦マエカドコエンマコガネ
⑧ニッコウコエンマコガネ
⑨チビコエンマコガネ
クロツヤマグソコガネ
⑪コツヤマグソコガネ
⑫ウスイロマグソコガネ
⑬オビマグソコガネ
⑭ヌバタママグソコガネ
クロツブマグソコガネ(観察会終了後)
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 で、この糞虫観察会の様子が5/25(土)の奈良新聞にバッチリ掲載されました(写真1枚目)。毎年糞虫の聖地・奈良公園で開催されており、100人を超える多くの方が参加するこの「奈良公園糞虫観察会」は、おそらく日本で最も糞虫を愛する人たちが、日本で最もたくさん参加する、日本で最も楽しい糞虫観察会のひとつだと思います。次回は記念すべき10回目ということもあり、さらにスゴイことになるかも。今から楽しみにしていてくださいねー。今年参加できなかった人も、来年はぜひ参加してみてください。

今日はここまで。
また明日!

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出ました!4/17の日経新聞の「文化」欄に載ってました。いやー、これはスゴイことですよ。だって、つまり、奈良公園の維持に関する経済効果だけでも年間23億円(私の勝手な試算)とも100億円(「うんこ図鑑」による)とも言われる奈良公園の糞虫が日本経済新聞に取り上げられ、しかも東大寺や興福寺に並ぶ奈良の「文化」として認められたってことは、糞虫たちにとって大きな一歩だと思うんです。えっ?そんな内容は書かれていないって?あー、それは行間から読み取っていただきたい、創造力を膨らませて書いていないことまでも感じ取っていただきただい。よろしくお願いいたします。
 あ、それから、このタイトル「フン虫にコーフン中」を見て、オヤジギャグだとか単なるゴロ合わせだと思った方、これは日経新聞文化部の罠です(たぶん)。「ん⁉」と思って本文を読み始めてしまったアナタは、見事に罠にかかったということかと。

今日はここまで。
また明日!

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 2ヶ月ほど前に日本経済新聞社文化部の方が東京からわざわざ取材にいらっしゃって、大変熱心に糞虫話を聞いてくれたという記憶があるのですが、先週掲載決定の連絡がありました。文化部とはいえ日経新聞ですから、糞虫の生態等を詳しく載せるわけではないのですが、糞虫館を作った私の思いをしっかりと汲み取った記事に仕上げてくれたようです。全国版なので、ぜひご覧ください。退職した会社の元同僚も見てくれるかなー?あの落ちこぼれ金融マンだった私が日経新聞に載るなんて、誰も思ってもみなかっただろーね。しかも、2回目。まあ、紙上で金融情勢とかを解説するわけではなく、2回ともネタが「糞虫」なので、「あー、なるほどね。」って感じかな。 (写真と本文はあまり関係ありません)

今日はここまで。
また明日。

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