8月も平年以上の暑さになるとの予報が出てますが、暑さに負けずに自分にできることを着実に行うのみです。すなわち糞虫の魅力を語るわけですが、今回京都市南部クリーンセンター環境学習施設「さすてな京都」で親子向けの糞虫講演会をする機会をいただきました。もともとは生き物のうんちをテーマに京都市動物園と京都水族館の協力のもと動物ごとのうんちの形や特徴、生態系の中でのうんちの役割などを紹介する企画「いきもののうんち展」なのですが、担当者が糞虫好きで糞虫トーク&スライドショーの時間を作ってくださいました。話が徐々に盛り上がって、生きた糞虫や国内外の糞虫標本の展示とかもすることになり、さらにデジタルズーム顕微鏡まで持ち込んで小さな糞虫(マグソコガネの仲間)を見てもらうことになりました。オマケですが、京都で8/25~30に国際昆虫学会議が開催されるのにちなんで、恐れ多くも「国際昆虫学会議 関連企画」の冠をつけることができるようになりました。
たぶんマイナーな施設での手作り感満載のイベントだと思う(←私の勝手な想像です)のですが、予約だけで60名は超えたようです。当日キャンセルもあるそうなので予約なしでも参加できるかもしれませんが、まだ10名以上受け付け可能とのことなので、予約してからのご来場をお勧めします(予約電話:075-606-2548 水曜除く9:00~17:00)。イベント会場でお会いしましょう!
余談ですが、当日J:COMチャンネル(地上11ch)の『ジモトトピックス』という番組の取材があり、8/17(土)に放映される予定です。ただし、放送エリアは京都市、日向市、長岡京市、大山崎町だそうです。
今日はここまで。
週末は糞虫館で会いましょう!(8/4は上記イベントのため館長不在です)
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