むしむしブログ

カテゴリ: 観察会

 正直、これには私も驚きました。ならまち糞虫館は奈良の新観光名所(⁈)で商業施設ですから、奈良商工会議所の会員になっています。なので、毎月『奈良商工会議所ニュース』という小冊子が送られてくるのです。冊子には経営セミナーやIT講演会の案内チラシが何枚も挟まっているので何気なく見ていると、どう見ても場違いなルリセンチコガネのカラー写真が! 吹き出しの「美しすぎる‼」はいいけど、「奈良公園の『神虫』ルリセンチコガネの超絶パワー‼」って、何⁇ (写真1、2枚目)
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 最近SDGsが流行していて、ホテルや旅行会社はもちろん一般企業もSDGsに関連するイベントや勉強会をやっているようです。このチラシは決していい加減なものではなく、奈良新しい学び旅推進協議会が企画した「奈良公園SDGs 自然学校」の参加者募集のチラシで、恥ずかしながら私が最初の”探検隊長”となっております。2回目以降、奈良教育大学の渡邉先生、春日山原始林を未来へつなぐ会の杉山先生、国連環境計画の本多先生となっていて、その道のプロというべき人達が出てきますので、SDGsの理解を深めるうえできっと役に立つ気付きが得られると思います。
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 このイベントではフィールドワークの後、できたばかりの県庁東バスターミナル2Fで振り返り教室をやるところがミソですね。SDGsが意外に身近に感じられるようになると思います。各回10組限定なのでこのイベントはもう満席かもしれませんが、SDGsを学ぶ企画はこれからも色々出てくると思いますので、一度参加してみてはいかがでしょう。
 

今日はここまで。
週末は糞虫館で会いましょう!
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 今年もコロナの影響が続いていて多くの糞虫観察会が中止や延期になってしまいましたが、それでも対策を徹底し人数も絞ることで、公民館や学校、自然観察グループの方々と一緒に何度か糞虫観察会を行いました。11月になると、”メインディッシュ”となるルリセンチコガネを見つけにくくなるので、10/30(土)の特定非営利活動法人奈良まほろばソムリエの会の女性グループ(ソムリエンヌ)の方々をご案内するのが今年最後。快晴で朝方は少し寒かったせいかルリセンチはなかなか見つからず、「あっ!」という声が上がるものの、青く輝く羽(死骸)ばかり。その後気温は20℃近くにまで上昇し、残り時間30分を切った頃でしょうか、ソムリエンヌの一人がとうとう生きたルリセンチコガネを見つけました。それまでにエンマコガネ等の黒くて小さい種類は何種類も見つかっているのですが、ルリセンチガ見つからないと、ね。よかったー、ホッとしました。その時の様子はぜひこちらをご覧ください。
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 本当は11月でも気温が上がる日はルリセンチコガネもうろついているので、根気よく探せばまだまだ見つけることは可能です。その他にも、ナガスネエンマコガネは普通に見られますし、冬の糞虫チャグロマグソコガネなんかも気の早いヤツがもう出てきています。正倉院展の見学ついでに、ぜひ糞虫探しにトライしてみてください。うまくいけば秋の糞虫と冬の糞虫の両方を一度に見ることができるかもしれません。

今日はここまで。
週末は糞虫館で会いましょう!

 コガネムシが好き、糞虫が大好き、そんな人ならみんな知ってるコガネムシ研究会。むし社から出版された空前絶後の”糞虫三部作”(オオセンチコガネセンチコガネダイコクコガネ)の執筆陣は、全員コガネムシ研究会のメンバーです。糞虫の同定に必須でこのブログでもよく引用している『日本産コガネムシ上科図説 第1巻 食糞群』(昆虫文献 六本脚)もコガネムシ研究会の監修です。一昨年(2019年)まで9年続いた奈良公園での100人規模の糞虫観察会(写真1枚目)を陰で支えていたのもコガネムシ研究会のメンバーさん達です。
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 昨年はコロナ拡散防止の観点から、糞虫観察会も大会も開催されず、今年も5月の観察会は見送られました。しかし、せめて大会だけでもリモートでやろう!ということになったのでしょう、オンライン会議システムを使って開催されます。リモートなので、各地から持ち寄った標本や文献、昆虫採集道具などを譲っていただける懇親会はできないみたいですが、代わりにお楽しみ抽選会があるようです。今までは遠方で参加できなかった人も気軽に参加できるというメリットもあります。知らない人ばかりなのでちょっと参加しにくい、自分は初心者で誰と何を話したらいいかわからないし・・・、と感じていた人もリモートであれば何も気にせずに大会の雰囲気を味わうことができます。
 このブログを見ているということは、そこそこ虫好き、糞虫好きな人のはずですから、10/24(日)13:00からのコガネムシ研究会の大会のサイトに下記の「Web大会参加方法」の要領でぜひアクセスを! 私も大会で10分ほど糞虫に関係する奈良の地元情報をお話しする機会をいただいています。皆様と大会でお会いできるのを楽しみにしています。

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 オンライン会議システムWebex Meetingを使っての初めての試みなので、慎重を期して10/17(日)に接続テストをやるようなのでご活用下さい。もちろん、会員・非会員を問わず、大会には無料で参加することができます。

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今週末は糞虫館で会いましょう!
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 自然観察グループや公民館、小さな旅行会社の依頼を受けて、皆さんを奈良公園の糞虫観察にお連れすることがあります。まいまい京都さんは、今年の6/6(日)が初めての糞虫ツアーだったのですが、予想外に好評だったらしく、さっそく2回目を10/2(土)に催行する運びになりました(写真1枚目)。この「まいまい京都」というのは、京都をよく知る住人が独自の切り口でディープな京都を案内する”仕組み”のようなもので、参加者はもちろん案内人も同伴者も一緒になって楽しみつつ、互いに協力し合ってツアーを成り立たせているような感じです。多くの参加者がご自分でルリセンチコガネを見つけることができ(写真2枚目)、案内役としての責務を無事に果たすことができました。が、ツアー後にスマホでアンケートがあり、ここでの評価が低いとツアーは消滅するという仕組みのようです。
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 糞虫が生息する環境に着目し、環境が異なれば生息する糞虫も異なることを身をもって理解でき(写真3,4枚目)、また糞虫がすごい勢いで糞を粉砕していく様子を観察できる、とても意義のあるツアーだし、糞虫館の貴重な運営資金にもなるので、どうか糞虫ツアーが消滅しませんように・・・

今日はここまで。
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 野外観察自体は密ではないけれど、集合場所やルリセンチを見つけた時などは感染リスクが高まる恐れもあり、コロナ禍で糞虫観察会は限定的にしかやってませんでした。先月、ディープなこじんまりとしたツアーを得意とするまいまい京都さんの企画ツアーを恐る恐る開催、近鉄奈良駅から浅茅ヶ原園地付近までの2時間コースでしたが、明るい場所と暗い場所の2つの環境の違いを意識しながら糞虫探しをしていただきました。
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 まずは、県庁前の芝地で糞虫が集まる良い糞の見分け方と糞の調べ方をしっかりマスターしていただき、割り箸を片手に各自で実際に糞虫を探してもらいました(写真1枚目)。この辺りで見つかるのは米粒サイズのマグソコガネばかりですが、糞をお箸で丁寧にほぐしていくという非日常的な行為のせいか皆さんテンション高めで、あちこちで「これ、糞虫じゃないですか?」と嬉しそうな声が聞かれました。
 次は場所を変えて、林の周辺の芝地で観察。この辺りにもマグソコガネが多いですが、エンマコガネやコエンマコガネも見つかるのです。想定通り、間もなくそこそこ大きなカドマルエンマコガネやナガスネエンマコガネなどが見つかりました。早春から活動する大型のクロツヤマグソコガネも数匹見つかりましたね。カドマルエンマコガネは全国どこでも見られますが、ナガスネエンマコガネやクロツヤマグソコガネはそう簡単には見られない種類です。奈良公園ならではの自然の恵みですね。誤算だったのは、ここでルリセンチコガネが1匹見つかってしまったこと。早すぎるー(泣)。ホントは小さなチビコエンマコガネ(でも角がある!)とか糞にまみれたニッコウコエンマコガネとかをしっかり探して観察してから、最後のメインディッシュとしてルリセンチコガネが見つかる、というのが理想だったんですけどね。
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 最後は春日大社表参道脇の林の中で最後の糞虫探し。正確にいうと、もう完全にルリセンチコガネ探しになってました(笑)。6月上旬なので、時期的には最高、天候にも恵まれたせいか、子供も含めて結構たくさんの方が自力でルリセンチコガネを見つけていました(写真2、3枚目)。それらを比べることで色には個体差がかなりあるということやオスとメスの見分け方などもよくわかったようで、本当に楽しそうでした。
 自然観察グループの糞虫観察会は楽しかったねーで終わればいいのですが、一応旅行会社のツアーなので高い顧客満足度が求められ、そのためなんとツアー終了後、アンケート調査がなされるとのこと。聞いてないよー、と言いたかったですが、聞いていても同じですね。つい先日、秋の糞虫観察ツアーのオファーが来ましたので、アンケートの評価はそこそこよかったのでしょう。ホッとしました。

今日はここまで。
週末は糞虫館で会いましょう!
『たくましくて美しい糞虫図鑑』(著:中村圭一)が7/16に創元社から出版されます。お楽しみに!
『フン虫に夢中』(くもん出版)も好評発売中 ‼ 

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