いや、別に私はむし社の手先ではないのですが、先月12月にコガネムシ研究会のメンバーの方々が作ったダイコクコガネの本がむし社から出版されたので、そのお祝いパーティーに行ってきました。出版記念パーティーといっても糞虫好きのおじさんの飲み会とどこが違うんだ?! みたいな十数名の集まりでしたが、めちゃくちゃ糞虫愛にあふれておりました。そこで、むし社の方と懇意になり、なんとならまち糞虫館で『むし社の糞虫本3部作』と呼ばれる百年に一度しか出版されない(⁉)隠れた名著の3冊『日本のオオセンチコガネ』『日本のセンチコガネとその仲間』『日本のダイコクコガネの仲間』を委託販売することになったのです!
いずれもハードカバーでA4くらいあるので持ち運びには適しませんが、カラー写真満載で、見ているだけでも十分楽しめます。読めばさらに楽しめます。糞虫館で最も手に取って見てもらう機会が多いのは『日本のオオセンチコガネ』。生息地によってオオセンチコガネの色が異なっており、ルリ色をしているのは奈良だけだという私の説明に驚いた人がこの本を手にすることが多く、各県の様々な色合いのオオセンチコガネが紹介されているこの本はすごく人気があります。
ただ、丁寧にページをめくると、三重県の伊勢神宮や熊野市、和歌山県、屋久島にもルリ色の個体がたくさんいることがわかるので追加の説明が必要になり、ちょっと面倒臭いんですけどね(笑)。子供が買うには値が張るので、ご両親から未来の昆虫博士へのプレゼントにいかがでしょう。売切れ次第、販売終了ですのでお早めに。
今日はここまで。
また明日。