むしむしブログ

タグ:コガネムシ研究会

 この「むしむしブログ」でもよく引用している糞虫好き必携の図鑑『日本産コガネムシ上科図説 第1巻 食糞群』(残念ながら『たくましくて美しい糞虫図鑑』ではない)や有限会社むし社から出ている空前絶後の糞虫3部作『日本のオオセンチコガネ』『日本のセンチコガネとその仲間』『日本のダイコクコガネの仲間』を作ったのは全部コガネムシ研究会の主要なメンバーさんなのです。日本の糞虫界を牽引していると言っても過言ではないコガネムシ研究会。今回はオンライン開催なので、老若男女誰でも無料で簡単に年に一度の大会に参加できます。もちろん、せっかくの機会ですから積極的に交流を深めてもいいですし、知らない人とお話しするのは苦手という人は各地域のメンバーの近況報告を視聴するだけでも楽しめます。普段、私は人と話しをするのが苦手なのですが、今回は奈良の糞虫関連の情報を10分間で報告するという大役を仰せつかっているので、もう今からガチガチに緊張しています。
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 コガネムシ研究会は、メンバーが全国に散らばっているので、会員同士であっても会う機会がほとんどないため、大抵お互い顔も名前も分からないです。なので、よほど有名は人以外は毎回お互い初めてお会いする感じです。ただ、決して内輪だけで盛り上がる近寄りがたい集団ではありません。糞虫やコガネムシに興味のある人であれば誰でも自然に話の輪に加わることができます。きっと世界が広がると思いますよ。
 大会の参加方法はコガネムシ研究会のHPにありますが、基本的に以下の通りです。

参加登録:大会への参加は会員・非会員とも無料ですが、10月22日(金)までに事前の参加登録をお願いします。
 参加登録は下記の項目を明記したメールを大会事務局宛(taikai@kogane.jp)にお送り下さい。
  1. 氏名(ふりがな): 会員/非会員
  2. 住所:〒
  3. 電話番号:
  4. メールアドレス:
  5. お楽しみプレゼント:希望する/希望しない
  6. 抽選会でお楽しみプレゼントに当った場合:名前を読み上げる/参加登録番号を読み上げる

 参加登録を受け付け次第、参加登録番号を記した確認メールをお送りします。

今日はここまで。
週末はコガネムシ研究会の大会で会いましょう!
皆様の参加をお待ちしています。

 コガネムシが好き、糞虫が大好き、そんな人ならみんな知ってるコガネムシ研究会。むし社から出版された空前絶後の”糞虫三部作”(オオセンチコガネセンチコガネダイコクコガネ)の執筆陣は、全員コガネムシ研究会のメンバーです。糞虫の同定に必須でこのブログでもよく引用している『日本産コガネムシ上科図説 第1巻 食糞群』(昆虫文献 六本脚)もコガネムシ研究会の監修です。一昨年(2019年)まで9年続いた奈良公園での100人規模の糞虫観察会(写真1枚目)を陰で支えていたのもコガネムシ研究会のメンバーさん達です。
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 昨年はコロナ拡散防止の観点から、糞虫観察会も大会も開催されず、今年も5月の観察会は見送られました。しかし、せめて大会だけでもリモートでやろう!ということになったのでしょう、オンライン会議システムを使って開催されます。リモートなので、各地から持ち寄った標本や文献、昆虫採集道具などを譲っていただける懇親会はできないみたいですが、代わりにお楽しみ抽選会があるようです。今までは遠方で参加できなかった人も気軽に参加できるというメリットもあります。知らない人ばかりなのでちょっと参加しにくい、自分は初心者で誰と何を話したらいいかわからないし・・・、と感じていた人もリモートであれば何も気にせずに大会の雰囲気を味わうことができます。
 このブログを見ているということは、そこそこ虫好き、糞虫好きな人のはずですから、10/24(日)13:00からのコガネムシ研究会の大会のサイトに下記の「Web大会参加方法」の要領でぜひアクセスを! 私も大会で10分ほど糞虫に関係する奈良の地元情報をお話しする機会をいただいています。皆様と大会でお会いできるのを楽しみにしています。

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 オンライン会議システムWebex Meetingを使っての初めての試みなので、慎重を期して10/17(日)に接続テストをやるようなのでご活用下さい。もちろん、会員・非会員を問わず、大会には無料で参加することができます。

今日はここまで。
今週末は糞虫館で会いましょう!
糞虫の入門書『たくましくて美しい糞虫図鑑』全国の書店で好評発売中!

 先週末、最終的に100名を超える参加者を集めた第9回奈良公園糞虫観察会は、お天気に恵まれ、糞虫も次々に見つかり、本当に楽しい観察会となりました。この観察会は、今は亡きNPO法人奈良県青少年文化振興協会の故・宮本吉雄氏の発案で始まり、その思いを引き継いだ青山英玄氏が開催しているものですが、『ふんコロ昆虫記』や『日本産コガネムシ上科図説(食糞群)』といった糞虫好きの方必携の書の執筆や監修に携わるような方々(ほとんどの方がコガネムシ研究会に所属)が大勢応援に駆けつけ、子供たちの楽しい質問から上級者の突っ込んだ質問まで丁寧に対応されていて、とても満足度の高い観察会になっていたと思います。多くの方がお目当てのルリセンチコガネを自分で見つけることができたようで、あちこちで歓声が上がっていましたし、夜行性で穴に潜んでいるため見つけにくいゴホンダイコクコガネ(しかも立派なツノのあるオス)も終盤には見つかるなど、大変に盛り上がりようでした。
 
 私の把握している限り、見つかった糞虫は次の通り。たった2時間でこんなに多くの種類の糞虫に出会えるなんて、奈良公園はやっぱりかけがえのない「糞虫の聖地」なんですね!
オオセンチコガネ(ルリセンチコガネ)
センチコガネ
③ゴホンダイコクコガネ
④カドマルエンマコガネ
⑤クロマルエンマコガネ(フトカドエンマコガネかも)
⑥ナガスネエンマコガネ
⑦マエカドコエンマコガネ
⑧ニッコウコエンマコガネ
⑨チビコエンマコガネ
クロツヤマグソコガネ
⑪コツヤマグソコガネ
⑫ウスイロマグソコガネ
⑬オビマグソコガネ
⑭ヌバタママグソコガネ
クロツブマグソコガネ(観察会終了後)
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 で、この糞虫観察会の様子が5/25(土)の奈良新聞にバッチリ掲載されました(写真1枚目)。毎年糞虫の聖地・奈良公園で開催されており、100人を超える多くの方が参加するこの「奈良公園糞虫観察会」は、おそらく日本で最も糞虫を愛する人たちが、日本で最もたくさん参加する、日本で最も楽しい糞虫観察会のひとつだと思います。次回は記念すべき10回目ということもあり、さらにスゴイことになるかも。今から楽しみにしていてくださいねー。今年参加できなかった人も、来年はぜひ参加してみてください。

今日はここまで。
また明日!

 私は知らない人に会ってお話するのは苦手なんですが、メールでコメントしたりというのは、時々やってます。そんなご縁で今回コガネムシ研究会に入会させていただきました。
 以下、コガネムシ研究会のホームページhttp://www.kogane.jp/からの抜粋です。

「「コガネムシ研究会」は、旧ラメリコルニア研究会を継承し、2000年6月末に発足したコガネムシ上科の愛好者の会です。コガネムシ上科は、クワガタムシ、コガネムシ、カブトムシ、ハナムグリなどの人気甲虫を含むグループで、会誌、連絡誌の発行と会員の情報交換及び親睦を目的とする全国規模の研究会です。会員は400名を越え、年1回の会誌と年2回の連絡誌を発行しております。」
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 糞虫はコガネムシ上科の大きなグループなので、この会でしっかり知識とネタを仕入れて、ブログで紹介したいと思っています。ご期待下さい。
 コガネムシ上科は、糞虫はもちろんのこと、カブトムシやクワガタムシ等、私の大好きな甲虫ばかり。もしも若い時にこんな会に入っていたら、きっと全く違う人生を歩んだに違いありません。まあ、それが良かったかどうかはわかりませんけどね。


今日はここまで。
再見!

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