むしむしブログ

タグ:コガネムシ研究会

 先週お知らせしていたコガネムシ研究会の公開シンポジウム(大会)ですが、参加申込みの期限が今週末の10/22(日)まで延長されました。まだ間に合います!参加ご希望の方は、ここから ↓ 申し込むことができます。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSejY9UDEvWykEK3eeIrHBpP-lxjHO-jFCr7zGiBLeU81YbWGA/viewform?usp=sf_link

 東京まで行けない人はオンライン参加も可能です。同様にこの ↑ 大会参加登録フォームから申し込んでください。
 会場参加もオンライン参加も、いづれも大会参加登録をしてから、参加費1000円を振り込む必要があります。詳細はコガネムシ研究会のHPをご覧ください。

【コガネムシ研究会のHPより抜粋】

今年の大会は昨年同様対面とオンラインで開催します.標本交換などもありますので奮ってご参加下さい.

日時:2023年10月29日(日曜日)10:00~17:00
場所:学習院女子大学(東京都東京都新宿区戸山3丁目)

*会場へのアクセスは下記の学習院女子大学ホームページ をご覧下さい.
https://www.gwc.gakushuin.ac.jp/about/access.html

【重要:当日参加はできません】
会場となる大学のセキュリティー管理のため,事前登録が必須です.参加登録締切は,10月16日(月)です.参加登録の詳細は下記の「参加登録」の項を参照ください.

*22日(日)まで参加登録締切日を延長しました。

【大会プログラム】
10:00~12:00 公開シンポジウム 「地域食文化としての昆虫食」
体験的昆虫食論-地域食文化,昆虫の大量生産-(木内 信)
昆虫食の食育とその意義(渡邉 瞳子)
ラオスの市場で販売されている食用昆虫と糞虫の食用利用(細谷 忠嗣・田川 一希・百村 帝彦)
伝統的食文化-タイの昆虫食を中心に(宇都宮 由佳)
総合討論

12:00~13:00 昼

13:00~13:30 総会(経過報告,活動計画,決算,予算など)
13:30~15:30 一般講演
電子顕微鏡時代のコガネムシ研究(野村 周平)
幼虫のすゝめ-ハナムグリを対象とした調査・飼育-(瀬島 勇飛)
国内外来種リュウキュウツヤハナムグリが生態系に及ぼす影響の評価(鍵和田 さくら)
飛べないクワガタムシの魅力(柿沼駿輔)
学校の授業で蟲好きは育てられるか?~モデル教材を使った節足動物を学ぶアクテイブラーニング・カリキュラムの提案~(和田 薫)

ポスター発表(予定)

【大会参加費】
大会参加費は会員・非会員,現地参加・オンライン参加とも1,000円です.事前の払い込みが必須なのでご注意下さい.

【懇親会】
懇親会(コガネ研サロン)は,大会前日の10月28日(土)18:00~21:00,池袋駅最寄りの老舗中華料理店・地球飯店(東京都豊島区西池袋1-22-8 第2三笠ビル3F https://chikyuhanten.com/)で開催します(懇親会費6,000円.学生会員は3,000円).

恒例のオークションも開催します.今回は,出品物を懇親会会場へ出品者が直接持ち寄る形式で行いますので,出品したい参加者は懇親会に出品物をご持参ください.オークションの詳細については,後日追って連絡いたします.

【大会および懇親会参加登録】
大会および懇親会への参加は,現地参加およびオンライン参加とも,10月16日(月)までに大会参加登録フォーム(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSejY9UDEvWykEK3eeIrHBpP-lxjHO-jFCr7zGiBLeU81YbWGA/viewform?usp=sf_link)から事前登録(必須です)して頂くとともに,10月18日(水)までに郵便振替あるいは銀行振込による参加費,懇親会費の払い込みをお願いします.

*22日(日)まで参加登録締切日を延長し、参加費振込締切日を23日(月)まで延長しました。

郵便振替:00180-0-543440 コガネムシ研究会
銀行口座:みずほ銀行日本橋(にほんばし)支店 普通1863085 コガネムシ研究会

【その他】
不明な点は大会事務局(taikai@kogane.jp)にお問い合わせ下さい.


今日はここまで。
週末は糞虫館で会いましょう!
『たくましくて美しい糞虫図鑑』(創元社)は、全国の書店で好評発売中!

 10月29日(日)の10時からコガネムシ研究会主催の公開シンポジウムが開催されます。今回のテーマは「地域食文化としての昆虫食」。何かと話題になることは多いけれど、なかなか市民権が得られない昆虫食ではありますが、糞虫好きの集まるコガネムシ研究会主催だけあって「ラオスの市場で販売されている食用昆虫と糞虫の食用利用」のお話もあります。「伝統的食文化  タイの昆虫食を中心に」ではナンバンダイコクコガネの糞玉のお話があるかも。昆虫食には興味が無くても聞けば楽しいと思いますし、糞虫好きなら聞かないと後悔する内容だと思います。午後からは毎年恒例のコガネムシ研究会の総会と会員による講演です。
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 事前申し込みが必要で、チラシかコガネムシ研究会のHPの参加申込みフォームへのQRコードがあります。会場は東京都新宿区の学習院女子大学で、会場に行けない人はオンラインでも参加することができます。会員・非会員とも参加費1000円で、事前に振り込む必要があります(オンライン参加でも必要です)。前日には池袋の中華料理店で懇親会や標本交換会などもおこなわれます(別途参加費用6000円必要)。参加申込み期限が16日(月)なので、急いでくださーい!

今日はここまで。
週末は糞虫館で会いましょう!(今日は紀伊半島研究会シンポジウム「シカとオオセンチコガネのゲノム情報から奈良の森を考える」に参加するので、会えないかも)
『たくましくて美しい糞虫図鑑』(創元社)は全国の書店で好評発売中!

  
 

 この「むしむしブログ」でもよく引用している糞虫好き必携の図鑑『日本産コガネムシ上科図説 第1巻 食糞群』(残念ながら『たくましくて美しい糞虫図鑑』ではない)や有限会社むし社から出ている空前絶後の糞虫3部作『日本のオオセンチコガネ』『日本のセンチコガネとその仲間』『日本のダイコクコガネの仲間』を作ったのは全部コガネムシ研究会の主要なメンバーさんなのです。日本の糞虫界を牽引していると言っても過言ではないコガネムシ研究会。今回はオンライン開催なので、老若男女誰でも無料で簡単に年に一度の大会に参加できます。もちろん、せっかくの機会ですから積極的に交流を深めてもいいですし、知らない人とお話しするのは苦手という人は各地域のメンバーの近況報告を視聴するだけでも楽しめます。普段、私は人と話しをするのが苦手なのですが、今回は奈良の糞虫関連の情報を10分間で報告するという大役を仰せつかっているので、もう今からガチガチに緊張しています。
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 コガネムシ研究会は、メンバーが全国に散らばっているので、会員同士であっても会う機会がほとんどないため、大抵お互い顔も名前も分からないです。なので、よほど有名は人以外は毎回お互い初めてお会いする感じです。ただ、決して内輪だけで盛り上がる近寄りがたい集団ではありません。糞虫やコガネムシに興味のある人であれば誰でも自然に話の輪に加わることができます。きっと世界が広がると思いますよ。
 大会の参加方法はコガネムシ研究会のHPにありますが、基本的に以下の通りです。

参加登録:大会への参加は会員・非会員とも無料ですが、10月22日(金)までに事前の参加登録をお願いします。
 参加登録は下記の項目を明記したメールを大会事務局宛(taikai@kogane.jp)にお送り下さい。
  1. 氏名(ふりがな): 会員/非会員
  2. 住所:〒
  3. 電話番号:
  4. メールアドレス:
  5. お楽しみプレゼント:希望する/希望しない
  6. 抽選会でお楽しみプレゼントに当った場合:名前を読み上げる/参加登録番号を読み上げる

 参加登録を受け付け次第、参加登録番号を記した確認メールをお送りします。

今日はここまで。
週末はコガネムシ研究会の大会で会いましょう!
皆様の参加をお待ちしています。

 コガネムシが好き、糞虫が大好き、そんな人ならみんな知ってるコガネムシ研究会。むし社から出版された空前絶後の”糞虫三部作”(オオセンチコガネセンチコガネダイコクコガネ)の執筆陣は、全員コガネムシ研究会のメンバーです。糞虫の同定に必須でこのブログでもよく引用している『日本産コガネムシ上科図説 第1巻 食糞群』(昆虫文献 六本脚)もコガネムシ研究会の監修です。一昨年(2019年)まで9年続いた奈良公園での100人規模の糞虫観察会(写真1枚目)を陰で支えていたのもコガネムシ研究会のメンバーさん達です。
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 昨年はコロナ拡散防止の観点から、糞虫観察会も大会も開催されず、今年も5月の観察会は見送られました。しかし、せめて大会だけでもリモートでやろう!ということになったのでしょう、オンライン会議システムを使って開催されます。リモートなので、各地から持ち寄った標本や文献、昆虫採集道具などを譲っていただける懇親会はできないみたいですが、代わりにお楽しみ抽選会があるようです。今までは遠方で参加できなかった人も気軽に参加できるというメリットもあります。知らない人ばかりなのでちょっと参加しにくい、自分は初心者で誰と何を話したらいいかわからないし・・・、と感じていた人もリモートであれば何も気にせずに大会の雰囲気を味わうことができます。
 このブログを見ているということは、そこそこ虫好き、糞虫好きな人のはずですから、10/24(日)13:00からのコガネムシ研究会の大会のサイトに下記の「Web大会参加方法」の要領でぜひアクセスを! 私も大会で10分ほど糞虫に関係する奈良の地元情報をお話しする機会をいただいています。皆様と大会でお会いできるのを楽しみにしています。

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 オンライン会議システムWebex Meetingを使っての初めての試みなので、慎重を期して10/17(日)に接続テストをやるようなのでご活用下さい。もちろん、会員・非会員を問わず、大会には無料で参加することができます。

今日はここまで。
今週末は糞虫館で会いましょう!
糞虫の入門書『たくましくて美しい糞虫図鑑』全国の書店で好評発売中!

 先週末、最終的に100名を超える参加者を集めた第9回奈良公園糞虫観察会は、お天気に恵まれ、糞虫も次々に見つかり、本当に楽しい観察会となりました。この観察会は、今は亡きNPO法人奈良県青少年文化振興協会の故・宮本吉雄氏の発案で始まり、その思いを引き継いだ青山英玄氏が開催しているものですが、『ふんコロ昆虫記』や『日本産コガネムシ上科図説(食糞群)』といった糞虫好きの方必携の書の執筆や監修に携わるような方々(ほとんどの方がコガネムシ研究会に所属)が大勢応援に駆けつけ、子供たちの楽しい質問から上級者の突っ込んだ質問まで丁寧に対応されていて、とても満足度の高い観察会になっていたと思います。多くの方がお目当てのルリセンチコガネを自分で見つけることができたようで、あちこちで歓声が上がっていましたし、夜行性で穴に潜んでいるため見つけにくいゴホンダイコクコガネ(しかも立派なツノのあるオス)も終盤には見つかるなど、大変に盛り上がりようでした。
 
 私の把握している限り、見つかった糞虫は次の通り。たった2時間でこんなに多くの種類の糞虫に出会えるなんて、奈良公園はやっぱりかけがえのない「糞虫の聖地」なんですね!
オオセンチコガネ(ルリセンチコガネ)
センチコガネ
③ゴホンダイコクコガネ
④カドマルエンマコガネ
⑤クロマルエンマコガネ(フトカドエンマコガネかも)
⑥ナガスネエンマコガネ
⑦マエカドコエンマコガネ
⑧ニッコウコエンマコガネ
⑨チビコエンマコガネ
クロツヤマグソコガネ
⑪コツヤマグソコガネ
⑫ウスイロマグソコガネ
⑬オビマグソコガネ
⑭ヌバタママグソコガネ
クロツブマグソコガネ(観察会終了後)
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 で、この糞虫観察会の様子が5/25(土)の奈良新聞にバッチリ掲載されました(写真1枚目)。毎年糞虫の聖地・奈良公園で開催されており、100人を超える多くの方が参加するこの「奈良公園糞虫観察会」は、おそらく日本で最も糞虫を愛する人たちが、日本で最もたくさん参加する、日本で最も楽しい糞虫観察会のひとつだと思います。次回は記念すべき10回目ということもあり、さらにスゴイことになるかも。今から楽しみにしていてくださいねー。今年参加できなかった人も、来年はぜひ参加してみてください。

今日はここまで。
また明日!

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