むしむしブログ

タグ:コブナシコブスジコガネ

 最近ダニに悩まされているものの、いただいたコブナシコブスジコガネの幼虫(1令)から成虫に至る興味深い多くのシーンを観察できて本当に楽しかったです。長野の糞虫師匠様には感謝感謝です。成虫の寿命を知りたくて、いただいた成虫(2018年採集)と幼虫から育った新成虫(F1)を分けて飼っているのですが、なんと!成虫(2018年採集)の容器から7/18に10匹の幼虫と共に6粒の卵を見つけました(写真1、2枚目)。
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 ダニの被害を少なくするため、フレークを一度冷凍させて使ったので、他の生き物が混入する可能性はほとんど無いと考えています。この卵とフレークをプラ容器に移して観察していたのですが、7/23に孵化直後と思われる幼虫を1匹発見(写真3枚目)、7/31に1令幼虫3匹を確認(写真4枚目)。8/3にはかなりしっかりとした1令幼虫(2匹)に成長していることが確認できました。
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 私は糞虫の幼虫を同定する知識も経験もありませんが、状況証拠とこの2か月間で延べ千匹以上見たコブナシコブスジコガネの幼虫ととても似ていることから、この2匹はコブナシコブスジコガネだと考えています。順調に成虫まで育ってくれるといいのですが・・・。

今日はここまで。
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 いただいた神奈川県西部で採集されたコブナシコブスジコガネF-1世代の羽化が順調に続き、結局65匹になりました。ですが、最後に容器を全て掘り返した時、まだ蛹室内にとどまっている新成虫が十数匹いたのですが、そのうちの6匹がダニに憑りつかれてひどい状態に(写真1枚目)。よく見るとダニに憑りつかれて蛹室内で死んだとみられる蛹(写真2枚目)も7匹以上いました。
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 3匹の蛹が見つかったので別容器に移すと、間もなく1匹の羽化が始まりました。しかし、3時間が経過しても脱皮があまり進まなかったので拡大して観察すると、なんと!翅の下など至る所にダニが潜り込んでいます(写真3枚目)。極細のピンセットで大きなダニは隙を見てつまみ出しましたが、潜り込んでいる小型のダニには手が出せません。蛹についているダニは羽化する際に脱皮殻と一緒に脱ぎ捨てられそうなものですが、実際はうねうねと脱皮している最中に移動して、白くて柔らかい成虫に憑りつくのです。この個体は結局脱皮できず、死んでしまいました。
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 ダニが憑りつくのは、動けない蛹だけではありません。幼虫にも容赦なく憑りつきます(写真4枚目)。今回終齢幼虫も3匹見つかりましたが、たくさんのダニがついていた幼虫2匹は死亡、比較的ダニ被害の少ない奴は生きていますが元気がありません。
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 親世代の容器が一番乾燥気味で、ダニの発生がほとんどなく、F-1世代(成虫)の容器は普通、F-1世代(蛹・幼虫)の容器が一番湿っていました。最近、ヌマエビや子魚を多く与えた容器ほど湿り気が多くダニも多く発生しています。飼育マットはいただいたものにカブトムシマットを濾したものを混ぜて徐々に増量して使っているので、ダニを含む共通の微生物がいるはずです。とりあえず、マットを冷凍してダニを殺し、少し乾燥気味で飼育することにします。それでコブナシコブスジコガネに憑りついたダニが逃げ出してくれればいいのですが・・・。でも、コブナシコブスジコガネの背中はアラメエンマコガネと違ってツルツルで、しがみつくものが無いように見えるんですが、やはり少しぐらい擦っただけでは全然とれません。不思議です。

今日はここまで。
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 昨年2018年11月に神奈川県西部で採集された希少種コブナシコブスジコガネの成虫10数匹と(恐らく)その子供の1,2令幼虫多数を縁あってとある虫好きの方に送っていただき飼っているのですが、今月に入りその幼虫たちが次々に蛹化・羽化しています。既にF1世代の成虫は43匹になりました(写真1枚目)。まだあと10匹以上は前蛹・蛹が残っています。
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 どれくらい長生きするか確かめたくて、世代別に分けて飼育しているのですが、親世代(2018.11採集)は2匹死亡したものの残り11匹はとても元気。今も産卵しており、小さな幼虫が育っています。飼育を始めた5月以降、いつも小さな幼虫を見ることができるので、今のところあまり季節に関係なくだらだらと産卵しているような気がしています。
 餌として、虫と一緒にいただいた水鳥の羽、タヌキの毛、カラスの羽、シカの毛、ヌマエビや小魚の生干しを与えています。成虫は太いシカの毛やカラスの風切羽(フェザー)でも食べますが、成虫・幼虫ともやはり細くて柔らかい水鳥の羽毛(ダウン)やタヌキの細い下毛を好むようです。コブスジコガネって、あまり活動的なイメージがなく、食が細いと勝手に思い込んでいたのですが、結構バリバリ食べてます。まぁ、写真のタッパー容器にはこの時点ですでに約30匹の成虫が羽化していたので、過密状態ではあるけれど、3日間でほぼ柔らかい羽を喰い尽くすほどの食欲がありました。(7/9撮影:写真2枚目)(7/12撮影:3枚目)
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今日はここまで。
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 昨日は羽化したばかりで白く神々しい姿をしていましたが、今日はどうなっているでしょうか?まだ色が若干薄めで赤茶色っぽかったりしますが(写真1,2枚目)、羽もきれいに伸びており、現在のところ容器内の温度や湿度に問題はなさそうです。まだ蛹や前蛹が10匹ほど容器の底でうごめいているので、7月はうまくいくとお誕生(羽化)ラッシュになるかもしれません。
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 それにしても新成虫、きれいですねー。特にコブスジコガネの仲間は身体の表面に汚れが付きやすいのか、拡大写真を撮る時などはクリーニングに結構苦労します。
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 容器のフレークを少し掘ってみると、なんと1令幼虫が見つかりました。恐らく奈良で産卵した卵から孵化したものでしょう。コブナシコブスジコガネの出現期は5~9月ですから、時間的にはコイツも親になることは可能と思われます。新成虫は10月以降はどのように過ごすのでしょうか?昨年羽化した成虫もそのまま新成虫と一緒に冬を越すのでしょうか?答えは、来年発表いたしますっ!

今日はここまで。
また明日!

 幸運でした。今年の幸運をもう使い果たしたかもしれません。それくらい幸運でした。コブナシコブスジコガネが我が家に来た経緯といい、ちょうど蛹になった時に掘り出したタイミングといい、そして昨日たまたま再度様子を見ようと静かにフレークを除けたことといい、全てがこの瞬間のために仕組まれていたのではないかと思えるほどです。ほぼ羽化の直後らしく、まだ、一部蛹の皮が残っていました。脚は色付いてますが身体全体が透けるように白く、形は成虫ですが腹を蛹のようにクルクル回す動作を繰り返してました。(写真1,2枚目)
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 生きたコブナシコブスジコガネを多数飼育できること自体、採集下手の私にとってはあり得ないのに、いただいた幼虫がうまく蛹になり、その羽化する瞬間に立ち会えるなんて、ほんとコーフンしてしまいます。ぜひ、この写真を見て、感動を多くの方と共有したいと思います。ピンボケですいません。突然だったので、スマホで撮影いたしました。

今日はここまで。
また明日!
 

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